ヒントカードへの対応[最初に発明されたのはどんな電池だったのかな]
  1 なぜ,電気が起きるのだろうか?

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◎ いろいろな金属の起電力
【準備】
金属(マグネシウムリボン,アルミニウム板,亜鉛板,鉄くぎ,銅板)
フィルムケース,デジタルマルチメーター,1%希硫酸
【手順】
金属の種類を変えて起電力を測定する。
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※Alについては,Alが酸化物の状態であるためイオン化列のとおりにはならない。
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◎ 液に浸る金属板の面積は電圧には関係ないのだろうか?
【準備】
金属(亜鉛板,銅板),ペットボトル,デジタルマルチメーター,太陽電池用モーター,1%希硫酸
【手順】
@ 亜鉛板,銅板を希硫酸に浸す面積を変えて起電力を測定する。
A 太陽電池用モーターをつないで@と同様にして端子電圧を測定する。
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※金属板の大きさが変わっても,起電力は変わらない。しかし,太陽電池用モーターをつないだときの端子電圧は,金属板の水溶液に浸る面積が大きいほど大きい。
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◎ 2枚の金属板の距離は電圧には関係ないのだろうか?
【準備】
金属(亜鉛板,銅板),ペットボトル,デジタルマルチメーター,太陽電池用モーター,1%希硫酸
【手順】
@ 亜鉛板,銅板の距離を変えて起電力を測定する。
A 太陽電池用モーターをつないで@と同様にして端子電圧を測定する。
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※金属板の距離が変わっても,起電力は変わらない。しかし,太陽電池用モーター
をつないだときの端子電圧は,金属板の距離が小さいほど大きい。
  2 身の回りのもので電気を起こせないだろうか?

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◎ 乾電池のしくみ
準備
マンガン乾電池(単一),万力,金のこ,ラジオペンチ,デジタルマルチメーター,太陽電池用モーター
@ マンガン乾電池を万力で固定し,接合部の正極側から5mmぐらいの部分を金のこで横に1cmほど切る。
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A ペンチで両側に切り開き,巻き取って上部と外側のカバーをはずし,中の亜鉛缶を取り出す。
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B 炭素棒を抜き,内容物を取り出す。
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C 乾電池から取り出した内容物をフィルムケースに入れ,炭素棒と亜鉛板を差し込み,太陽電池用モーターに接続する。
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◎ 備長炭電池
【準備】
備長炭,アルミニウムはく,食塩,ジュース,デジタルマルチメーター,太陽電池用モーター,電子メロディ
@ 備長炭にティッシュペーパー巻き,食塩水で湿らせる。
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A 備長炭に接触しないように,ティッシュペーパーの上にアルミニウムはくを巻く。
B 備長炭とアルミニウムはくを極板にし,太陽電池用モーターにつなぐ。
食塩水の代わりに,ジュースなどいろいろな水溶液で試してみよう。
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