空気の汚れ具合を調べよう
 大気汚染とは,気体や液体,固体の廃棄物又はその副産物によって汚染し,人間や生物の健康や生活をおびやかしたり,建造物などに影響をあたえたり,視界を低下させたり悪臭を放ったりすることです。
 特に,近年は,自動車の排気ガスなど人間生活が大きな原因になっています。
 また,大気中に二酸化炭素の量が増えることで地球温暖化が進み,環境の激しい変化が心配されています。
 ここでは,空気がきれいであるかを調べる方法を知り,それを基に調べ活動を行っていきましょう。
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気体検知器(自作でOK),気体検知管(CO2,O2)
真空ポンプ(自作でOK),ろ紙,ペットボトル
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1 空気の汚れを調べる方法を身に付けよう。
【五感で調べる】
・ 空気のにおいを調べる。
【酸素の量,二酸化炭素の量】
・ 気体検知器で酸素濃度,二酸化炭素濃度を調べる。
  ゆっくりとピストンを引き,正しく測定量をとるように注意する。
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【粉塵の量】
・ 粉塵の量は,ガムテープを裏返しにして電柱などに巻き付け,一日後にどれだけ汚れが付着したかで調べる。
  教室では,黒板の横などに置くと実験の仕方が分かる。
2 調べる場所を決め,記録を残すための地図や記録のための表を作ろう。
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3 調べる場所とその周りの環境を調べよう。(住宅度,緑の量,交通量)
4 測定したデータと環境とを関係付けよう。
・ 絵地図にデータを記入して,関係を明らかにする。
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