植物と種子の形成される位置と分散法
 生物は子孫を残す。植物にとって「子孫の元」として安定な形になったものが種子や胞子である。
 種子や胞子はその位置にあるだけでは,子孫を繁栄させる残すことはできない。
 いろいろ知恵を働かして種子を分散させいろいろなところに勢力を拡大していく。
(1)分散の仕方について調べてみよう
  ア 粘液で動物にくっつく        イ カギで動物にくっつく
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  ウ 動物に食べられ糞として出させる   エ 砂糖などのえさをつけて運ばせる
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 (b)風を利用する
  ア 風の抵抗が大きくなるような形   イ 小さくなり,軽くなる
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 (c)落ちて転がる
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 (d)自分の力で飛び散る
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(e)波を利用する
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(2) 山の植物の種子は,どれくらいの高さについているか,種子の分散の仕方と関連を調べてみよう。
 例 ヌスビトハギなど動物にくっついて散らばる植物はシカ(日本在来の動物で最も高い)の高さより低い。