うなり(シミュレーション)


【目的】
 二つの音源に振動数のわずかな差があれば,うなりが生じることを確認する。
【教科・単元】
 物理T
【準備】
 OSがWindows95・98・2000・me・xpのパーソナルコンピュータ。外部スピーカ2個(内臓スピーカがあればそれを使用してもよい)。
【手順・実験】
 「理科シミュレーションと計測」をインストール後,メニュー画面から「うなり」を起動する。次の画面が表示される。(oto.exe)
 左側2列のボタンをクリックする。例えば,「300Hz 301Hz」をクリックしたとき,始めに右チャンネルから300Hzの音を5秒間,次に左チャンネルから301Hzの音を5秒間,最後に二つの音を同時に5秒間出力する。
 以下同様に,ボタンに表示してある振動数の音を出力することができる。
画像
【留意点】
・ 「200Hz」〜「1100Hz」のボタンは両チャンネルから同位相で同じ振動数の音を15秒間出力する。音波の干渉や気柱共鳴の実験に使用できる。
・ 「264Hz」〜「528Hz」のボタンは1オクターブの音階に対応した振動数で,15秒間出力する。