標本作製の工夫
1 研究に取り組んだ観察、実験 (1)骨格標本作成 (2)プラスチック封入標本作成 (3)スキャナーによるデジタル標本作成
2 観察、実験のねらい (1)手軽で簡単に骨格標本を作製し、提示用教材として利用する。 (2)プラスチック封入標本キットを用いて、提示用教材として利用する。 (3)「養老孟司のデジタル昆虫図鑑」を参考にスキャナーを用いて標本を撮影し、 提示用教材として活用する。
3 観察、実験の実際と問題点 (1)死骸の入手は運次第であるが、意識していれば目に付くものである。 生徒や職員が持ってきてくれる。 (2)初めての試みだったので作成キットを購入したが、やや高価である。 樹脂や触媒を業者に注文して入手すれば安価ですむ。 気温や湿度に影響を受ける。樹脂が固まるのに時間がかかる。 (3)カラープリントする際にインクを大量に使う。 「昆虫や骨をスキャンするのでスキャナーを貸してほしい」と頼むと断られる 場合がある。自分専用のスキャナーがあるとよい。
4 観察、実験の改善のポイント、開発した教材教具 (1)骨格標本 哺乳類(ハムスター)と爬虫類(ヘビ)の標本を作製した。 (2)プラスチック封入標本 仕上げの工程を工夫する。 (3)デジタル標本 スキャナーの調整やプリントアウトを工夫する。
5 実証実験の流れと結果及び考察
6 実証実験の成果と課題 (1)骨格標本 実際に生徒に作製させるまでにしていきたい。 (2)プラスチック封入標本 実際に生徒に作製させるまでにしていきたい。 (3)デジタル標本 生物以外にも応用できそうである。 7 参考 (1)作ろう!小さな骨の動物園 http://www.inax.co.jp/Culture/2005g/12event_01.html (2)検索キーワード 【プラスチック 標本 封入 樹脂】 (3)養老猛司のデジタル昆虫図鑑 http://info.nikkeibp.co.jp/epson/contents/nb_200501-1prd.shtml
鹿児島県立高山高等学校 野田知幸 |