取り組んだ 観察,実験 |
第3年「植物をそだてよう」植物の体を調べよう花と実を調べよう ヒャクニチソウとホウセンカの観察 |
観察・実験 のねらい |
育ててきた植物と他の植物と比較しながら調べ,植物の体が根・茎・葉でできていることに気付くことができるようにする。 |
1 観察,実験の実際 ヒャクニチソウと,ホウセンカを栽培し,比較しながら観察する。 @ 種の観察(ポットに植える。) A ふた葉の観察 B 本葉の観察(花壇や鉢に移し替える。) C 花の観察 D 実の観察 E 種の観察 2 結果 ・ 種子をまいたが,ヒャクニチソウは最初の段階でほとんど発芽しなかった。 ・ ヒャクニチソウの代わりにニチニチソウをまいたが結果は同じであった。 3 問題点 ・ ヒャクニチソウやニチニチソウを発芽させ,栽培するにはどうしたらよいか。 4 観察,実験のポイント ・ 教育センターの「観察,実験実施上の課題に対するQ&A」から考えて,学校の土が問題ではないかと考え,園芸店で販売している土を買って再度種まきを行った。すると,発芽も良く,丈夫に育った。 5 その他 種子をうまく発芽させる方法について,短期研修講座で意見交換を行った。その結果,学んだことをまとめると,下記のとおりである。 (1) 種子が発芽しない理由 ・ 水かけが悪かった。 ・ 水をかけ過ぎて,種子が腐った。 ・ 種子が雨水などで流されてしまった。 ・ 種子が風で飛ばされた。 ・ 種子を鳥などに食べられた。など (2) 上記の問題を解決する方法 ・ しっかりと覆い土をする。 ・ プランターの場合,十分に水をかけてから種まきを行い,軽く覆い土をしたら,プランターを新聞紙で覆う。そして,新聞紙が乾かないようにする。 ・ 新聞紙が乾かなければ,十分に発芽に必要な水は与えられている。 <注意> この場合,発芽したら覆いの新聞紙を取り外さないと,芽がもやしのようにひょろひょろになってしまう。(発芽したか常に注意する) |
(郡山町立花尾小学校 大谷 朋子)