取り組んだ 観察,実験 |
第3学年「日なたと日かげをくらべよう」 日なたと日かげの温度の違いを調べる。 |
観察・実験 のねらい |
日なたと日かげの地面の温度を比較して,地面は太陽によって暖められ,日なたと日かげでは地面の暖かさや湿り気に違いがあることに気付かせる。 |
1 観察,実験の実際 棒温度計の使い方についての指導をした後,前もって選んでおいた校庭の陽がよく当たる場所と一日中日かげの場所でグループごとに測定させた。 棒温度計の覆いは,ラップシートのしんを半分に切って用意しておいた。 時間がたつと,温度はどうなるのだろう。 児童の予想 ・ 日なたも日かげも温度が上がる。(19名) ・ 日なたは高くなるが,日かげは変わらない。(6名) 結果《午前10時ごろの地面の温度》 《正午ごろの温度》 日なた(38℃) 日なた(47℃) 日かげ(25℃) 日かげ(25℃) ○ 温度変化がはっきりと表れ,日光により地表の温度に変化があることに気付くことができた。 2 問題点 教科書にあるように少し地面に浅い溝を作って棒温度計を埋め,土を掛けた。だが,土では違いがうまくでないということだったので,地面の表面に砂があるところを選んで,測定をし,温度がかなり上がっており私自身びっくりした。 児童は,温度の変化にはっきりと気付くことができたが,測定方法は果たしてこれでいいのか疑問が残った。 3 観察,実験のポイント ・ 晴天の日に実験を行う。 ・ 教師が事前に学校で,一日中日なたや日かげになる場所を調べておく必要がある。 ・ 棒温度計のおおいは,ラップシートのしんを半分に切って用意しておいたが,かなり堅くて切るのにてこずった。後でキッチンペーパーのしんの方が切りやすくて良いような気がした。 |
(郡山町立郡山小学校 敷板 たま江)