4年 |
単元名 |
もののかさと力 |
単元のねらい |
・ 閉じ込めた空気を圧し縮めると,かさは小さくなるが,圧し返す力は大きくなることを理解する。 ・ 空気は圧し縮められるが,水は圧し縮められないことを理解する。 <ここでの実験> 空気が圧し縮められ,それが元に戻ろうとして玉が飛び出すことをとらえる実験 |
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児童の素朴な見方や考え方 児童のつまずき |
教師の支援・対応 |
納得・実感させるために 必要な観察・実験 |
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・ 空気が熱によって自ら縮まることと圧力によって縮まることを同じようにとらえる児童が多かった。 ・ 空気は,圧し縮められて,かさが小さくなるほど,圧し返す力が大きくなる。 この力が,空気でっぽうの前玉を圧し出すという仕組みが理解できない児童がいた。 |
・ 言葉の問題であるが,縮まることと,圧し縮められることを同意義として扱い,理解させた。 ・ 空気でっぽうでは,後玉を手でおし棒を圧しているので,圧し返す力が前玉にかかってくることを理解させた。 |
・ 空気でっぽうの玉は市販のフオ−ムポリエチレンを使っているため,空気が若干抜ける。注射器での実験の方が,手ごたえや元に戻る様子がよく分かる。 ・ ジャガイモ玉を使うと空気がぬけずに実験が可能である。 ・ ジャガイモ玉を飛ばすのではなく,押し棒を飛ばす実験を取り入れ,棒が飛んでいく事象を見せることで圧し縮められた空気のもっているパワーを実感することができる。 |
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(串良町立串良小学校 赤塚 明人)