取り組んだ観察・実験

第5学年「流れる水のはたらき」

 地面に水を流し,地面の変化の様子について調べる。その後,近くの川へ観察に行き,実験で分かったことと川の様子について比較させ,流れる水の働きについて考えさせる。

観察・実験の

ねらい

 地面に水を流して,削られる所,土や石がたまっている所に気付かせたり,水量を変えて,流れの速さや地面の削られ方に気付かせたりし,川の様子や流れる水の働きについて予想を立てさせる。

1 観察・実験の実際

@ 造形砂場に自分たちが考える川をつくる。

 ・ 水は高い所から低い所へ流れる。

 ・ まっすぐな川はない。

A つくった川に水を流す。

B 水を流し始めた部分,流れの曲がった部分,水が流れついた部分を観察する。

C 気付いたことをまとめる。

D 実際の川はどのようになっているのか予想をたてる。

E 川に観察に行き,自分の予想と比較させる。

2 問題点

○ 造形砂場に川を作ったので,流した水が地面に吸収され,流れる水の様子が観察しにくかった。

3 観察・実験のポイント,新たに開発した実験,観察

○ 砂場で行ったために水がしみ込んだ。そこで,水のしみ込みの少ない場所で実験を行う必要がある。

○ 実験結果を基に,川の様子の予想をたてさせ,それについて実際の川の観察を通して検証をさせた。そのために,川の観察が目的意識をもった確かなものとなった。

 

 

(鹿児島市立伊敷台小学校  黒木 聖美)