5年

単元名

 流れる水のはたらき

 

単元のねらい

 流れる水の働きと土地の変化との関係についての見方や考え方をもつようにする。流れる水の働きを計画的に追究する能力を育てるとともに,流れる水の大きさを感じ取るようにする。

児童の素朴な見方や考え方

児童のつまずき

 教師の支援・対応

 納得・実感させるために

 必要な観察・実験

○ 流水実験において,実験前は,曲流の内側と外側での流れ方の予想は,内側の方が流れは速く,外側が遅いという予想であった。

○ 流れが曲がっている所の内側と外側では,流れの速さに違いが分からない。違いがあるのだろうか。

○ どちらも同じように削られているよう見える。

○ 水の量で速さや削る量や削られる場所も違ってくるのか。

 

 

 

 

○ 水はいろいろなものを流す力をもっているが,どれぐらい力があるのだろう。

 

 

 

 

 

○ 流れが曲がっている所での違いが分かるように,木くずを流し分かりやすくし,流れる斜面の幅も見やすく少し広げた。

○ 流す水の量を変化させることで,流れる水の量によっても,られる量や場所に変化があることを確認できるようにした。

○ 実験で得られた結果が実際の川にも当てはまるか,川へ観察に行った。

○ 3年前に遭った大雨による水害のことを思い出させ,川の様子の変化や,当時の被害の様子を話し合わせた。

○ 水の働きの大きさに気付かせ,災害への関心を高めるようにした。

○ 流水実験器を用いた実験,観察のポイント

・ 大きなカーブを作ること

・ カーブの幅を広くとること

・ 流れに木くずなどを流すこと

・ 元の川の位置に竹串などで目印を付けること。

・ 流す水の量を変えたりして調べること。

 

 

 

 

 

 

○ 川での観察

・ 水の働きによってけずられている様子,土などが堆積している様子を観察した。

 

 

○ 3年前の水害の災害写真や,8・6水害のテレビ特集などを活用する。

 

西之表市立上西小学校  遠藤 由貴