5年

単元名

 花から実へ

 

単元のねらい

・ 花が雌花と雄花に分かれている植物でも,花が一つの植物でも,植物の花にはめしべとおしべがあり,めしべの元の部分が実になることを理解する。

・ めしべの先に,おしべの先から出た花粉がつく(受粉する)と,めしべの元の部分が実になり,実の中に種子ができることを理解する。

・ 花粉の形や大きさ,受粉の仕方は,植物の種類によって違うことを理解する。

児童の素朴な見方や考え方

児童のつまずき

教師の支援・対応

納得・実感させるために

必要な観察・実験

・ 児童のこれまでの経験からきていると思われるが,ヘチマの外形から雄花が雌花のように見え,判別できない児童がいる。

 

 

・ ヘチマは雄花と雌花があるがアサガオはそうではないので,つくりを比べ,共通点等を見いだすことが難しい児童もいる。

・ ヘチマの雌花の元の部分と雄花の元の部分を比較させたり,実際にめしべやおしべを手で触ったりすることで,違いを明確にする。

 

・ アサガオについては,花びらの中の様子までしっかりと観察させる。

・ ヘチマの花と比較させる。

・ 虫眼鏡や顕微鏡での観察が必要である。

・ 時間があれば,その他の植物についても観察も行うと理解が良い。

 

・ めしべの柱頭の観察,おしべの花粉の観察を行うことが最も大事である。

(串良町立串良小学校  赤塚 明人)