6年 |
単元名 |
大地のつくりと変化 |
単元のねらい |
・ 身のまわりの大地やその中にふくまれるものに興味をもち,大地の構成物や大地のできかたについて資料で学習したことを基に,地層を観察する。そして,そこが流れる水のはたらきでできたところか,火山のはたらきでできたところかを推論できるようにする。 ・ 大地の変化について,自然災害と関係付けながら調べ,大地は地震や火山の噴火などによって変化することをとらえることができるようにする。 |
||
児童の素朴な見方や考え方 児童のつまずき |
教師の支援・対応 |
納得・実感させるために 必要な観察・実験 |
|
○ 導入での地層写真の提示 ・教科書を見ると,何の働きでできた地層なのか書いてある。 ○ 低い位置は水の流れででき,高い位置は火山の働きでできたという発想である。(シラス台地・桜島) ○ 水槽でのミニ地層つくり ・ 結構時間がかかるわりに期待していた地層ができない ○ 岩石の種類への興味 この石は何だろう・・・ |
○ 教科書による説明 ・近くの地層見学 ・土の採取と分析 ○ 水槽を用意し,校庭の土・砂場の砂・畑の土などを混ぜて流す。 |
○ 教科書以外の写真や映像による提示資料 ○ 校外学習(上野原遺跡) ○ ビデオを活用する。 ○ 岩石の標本を用意すると分かり易い。 ○ ビデオの活用 ○ ビーカーを使用し混ぜて静かに置く方法でも分かる。 |
|
※ 講座の研究協議では,空の水槽に流し込むのではなく,水をいっぱいためた水槽に流し込む方法をとるとよく分かるということである。 |
|||
|
○ 岩石の標本 ○ 石の図鑑を準備する。 |
||
※ 5年の学習内容(流れる水のはたらき)とのかかわりが大きいので,水の働きによる地層に関しては興味も深く,理解も早いようだった。逆を言えば,5年時の定着が悪ければ6年時に影響が出るということでもある。
(串良町立串良小学校 赤塚 明人)