単元名

6年生 大地のつくりと変化

単元の目標

○ 水のはたらきでできた地層のできかたを考え,水槽に土を流しこむ模擬実験を通して,地層のできかたを理解することができる。

過程

学習の活動

時間

教師の支援・対応

つかむ

1 前時の授業から,「地層」という言葉の意味について確認する。

2 地層の写真や教師が作った地層を見て,小石や砂,粘土などがどのように積み重なっているのか考える。

3 学習課題をとらえる。

 

10分

    地層という言葉を教科書で読ませ

て確認させる。

    児童が見やすいように,教科書の

写真を拡大して黒板に掲示する。

    地層を作ることに興味がもてるよ

うに,教師が作った地層を見せる。

見通す

4 小石や砂を見て,層はどのようにできるのか予測する。

・ 班ごとに,予測を画用紙に描く。

10分

○ 予測を書きやすいように,水槽と空き瓶の絵が描いてあるワークシート(画用紙)を配る。

調べる

5 砂や小石などを,水の中に流し込んで層ができるか調べる。

      実験装置を組み立てる。

      材料を選ぶ。

      水槽と空き瓶を使った実験を

する。

      層ができるまで観察し,ノートに記録する。

20分

    実験装置の組み立て方や方法を確実に理解させるために,教科書で確認させたあと,教師が実際に行う。

    児童が装置を組み立てた後,間違いないか,危ない所はないかを確認する。

    児童が楽しく,意欲的に取り組めるように,小石・レキなどを準備し,自由に選ばせる。

○ グループで協力しながら正しく実験を行っているか机間指導を行う。

深める

6 地層のでき方を発表する。

      画用紙に実験結果を描き,カードを使って発表する。

7 地層のできかたについてまとめる。

5分

○ 実験の予想と結果が比べられるように,各班に予想と結果を並べ黒板に掲示する。

評価

○ 水のはたらきでできた地層のできかたを考え,水槽に流し込む模擬実験を通して,地層のできかたを理解することができたか。

<成果と課題>

1 地層の堆積実験を通して,水のはたらきによる地層の重なり方を理解させることができた。

2 時間が不足しがちなので,二時間続きで行う方がよい。

(大崎町立野方小学校 教諭 岩ア 真由美)