磁石のきまりが分かる導入の教材を作ろう 研究のねらい 磁石には極があることや,磁石に付く物は磁石になることがあることに気付かせる導入の教材を作る。 研究開発の意図 ・ 磁石同士の引き合い等の学習は,教師が意図的にもち込むことが多く,驚きを伴った子どもの問題解決になりにくい。 ・ 磁石に付く物は磁石になることを調べる学習も,教師の働き掛けによる確かめるだけの学習になりがちである。 研究すること ・ 磁石の極により釣れたり釣れなかったりする魚釣りゲームの教材を作る。 ・ 磁石に付いた物が磁石になっていることに気付く導入の教材を作る。 @ 魚釣りゲーム用の魚を作る。 A 魚の口にクリップや小さな磁石を付ける。 B 角棒に糸を付け,先にいろいろな磁石を取り付ける。 C 魚釣りゲームを行う。その際に,磁石の異極は引き合い,同極は退け合うように釣り針等を工夫する。 ![]() @ 磁石につながって付く物を探す。 A 磁石に引き付けられた後,磁石を外しても引き付けられたままか確かめる。 ![]() ※ 教師の提示用教材を作る。 ・ 自転車のスポークを2等分する。 ・ 付磁用コイルを使い,磁化する。 ・ スポークを着色しS,Nが分かるようにする。 |