てこの釣り合いのきまりが分かる教具を作ろう


研究のねらい
 実用てこから実験用てこへとつなぐ教材を作る。
研究開発の意図
・ 実験用てこでは,小さな力で重いものを動かすことができる(大きな力を生み出すことができる)ことをとらえることが可能であるが,棒の重さが関係し,釣り合いのきまりを探すことができない。
・ 実用てこから実験用てこに移行すると,なぜ急にてんびんにしてしまうのかが理解できない。
研究すること
・ 実用てこから実験用てこへつなぐために,どのような形の教材が必要であるか検討する。
・ 実験用てこをどのように変形させると,実用てこになるか考える。
(実験用てことしても実用てこのモデルとしても使える教材を開発する)。
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@ 大型のナットに鉛を溶かし入れる。その中央にサルカンをねじ込み,おもりを作る。
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A 角材を斜めに切り落とし,支柱を作る。
B 4cm幅程度の金属板に2cmおきにドリルで穴を開ける。
C コンパネを使い,スタンドを作る。