てことは


てことは
・ 支点を軸に加えられた力は支点の反対に働き,その大きさは力の大きさと支点からの距離の積に関係する。
1 てこにおけるつり合いの条件
・ てこの棒の重さを無視すると,支点からの距離と加える力は等しくなる。
・下図の場合,A×L1=B×L2となる。
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・ ここに棒の重さを加味して考えると複雑になる。
・ したがって,てこのつり合いを考えさせる場合には,棒の重さをキャンセルするように棒の中心に支点がくるように,下図のようにして調べる。なお,シーソー型のように支点が下にあるとつり合いが取りにくいので,釣り下げ型にして調べさせる。
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・ てこの形としては上記の形態とは別に右図の二つがある。
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(ア)の場合には,小さな力で動かすことができるが,(イ)の場合には,大きな力を必(イ)要とするので,小さな力で作業をしないといけない場合に有効である。