4 指導と評価の一体化


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 理科学習における評価は,子どもの様子をつぶさに観察することです。その結果,もし意欲の低い児童がいたら,なぜそうなっているのかを考えることが必要です。それが評価です。
 理由は,興味・関心がなかったり,考えるための知識が欠落していたり,行動を起こすための技能がなかったりと様々ですが,それが判明したら,それに対応した指導をしなければなりません。そのことが,指導と評価の一体化です。特に,机間指導の際の言葉掛けが重要です。
 子どもの内面を探り,子どもの学習の結果,確かな答えを得られるように働き掛けましょう。その,問い掛けの言葉は主に次の4点です。
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<参考:理科の板書例>
 板書は,考えてきた道筋を示すものになっていることがまず大切です。その上で,児童の頭の中につくらなければならない概念の構造を意識しながら,児童の考えを構造化して板書する必要があります。
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