【5年単元:ものの溶け方】実験名:シュリーレン現象の観察
【教科書実験】
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<配慮すべきこと・ノウハウ>
・ 教科書のようにペットボトルを使う場合は,表面が平らなものを使う。
・ 食塩は観察しやすい。
・ 砂糖ではシュリーレン現象は見やすいが,その後の実験につながりにくい。
・ 茶こしでは目が粗く粒が落ちてしまうので,ティーバックを使う。木綿でもよい。
※ 児童は「モヤモヤは何だろう。」「どうしてモヤモヤがでるのだろう。」といった問題を形成し,追究できなくなってしまう。


 【新たに開発した実験】対比する事象の提示

○ 食塩とホウ酸を同時に観察させる。
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・ 食塩は,常温ですぐシュリーレン現象を見ることができる。しかも,勢いよく流れ落ちる。
・ しかし,ホウ酸やミョウバンはなかなかシュリーレン現象が起きない。長く待つと,1本の線が薄くできる。
・ このことから,食塩とホウ酸やミョウバンの溶解度の違いに目を向けさせることができる。