【5年単元:おもりのはたらき】実験名:衝突実験 【教科書実験】 <配慮すべきこと・ノウハウ> ・ 衝突する物体は,互いにその重心同士が衝突するようにしないと,運動量のロスが出てくるのできまりがはっきりしなくなる。 ・ スロープは自然に曲げないと,ぶつかったところで運動量のロスが生じる。 ・ したがって,衝突される側が積み木のような四角い物だと実験しにくい。 ・ 衝突した球体は,衝突した瞬間に動きが止まった方が実験しやすい。 ・ 球体どうしを衝突させた方が正確な実験になりやすい。しかし,衝突された球体はどこまでも転がっていくことになり,教科書ではジャンプさせ落下位置で測定することになっている。 ※ 落下位置で決める実験の場合には,遠くに飛ばすことだけを考えがちで,条件の制御に目が向かない傾向がある。 ![]() 【新たに開発した実験】実験誤差を理解させる実験 ○ 衝突された球体が転がり過ぎないようにするために,衝突された球体が転がる斜面を作ってやるとよい。 しかも途中に穴を開け,ゴルフゲームにすると,ちょうど良いところまで上がるようにと条件を考えた実験となる。 ![]() ・ 児童が数量化して考えられるように,坂道には等間隔の線を引いたり,数字を記入したりしておくとよい。 |