学習指導要領には,特別活動における学級(ホームルーム)活動の内容で「一人一人のキャリア形成と実現」について,次のように示されている。 |
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中学校 |
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〔学習指導要領第5章第2 2の(3)〕 |
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(3) |
一人一人のキャリア形成と自己実現 |
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ア |
社会生活,職業生活との接続を踏まえた主体的な学習態度の形成と学校図書館等の活用 |
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イ |
社会参画意識の醸成や勤労観・職業観の形成 |
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ウ |
主体的な進路の選択と将来設計 |
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中学校において,この内容の指導に当たっては,これからの学びや自己の生き方を見通し,これまでの活動を振り返るなど,教育活動全体の取組を自己の将来や社会づくりにつなげていくための役割を果たす。また,将来に向けた自己実現に関わるものであり,一人一人の主体的な意思決定を大切にする活動である。小学校から高等学校へのつながりを考慮しながら,中学校段階として適切なものを内容として設定している。
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高等学校 |
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〔学習指導要領第5章第2 2の(3)〕 |
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(3) |
一人一人のキャリア形成と自己実現 |
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ア |
学校生活と社会的・職業的自立の意義の理解 |
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イ |
主体的な学習態度の確立と学校図書館等の活用 |
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ウ |
社会参画意識の醸成や勤労観・職業観の形成 |
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エ |
主体的な進路の選択決定と将来設計 |
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高等学校において,この内容の指導に当たっては,学校,家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て,学んだことを振り返りながら,新たな学習や生活への意欲につなげたり,将来の在り方生き方を考えたりする活動を行い,その際,生徒が活動を記録し蓄積する教材等を活用することとしている。
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また,特別活動における指導計画の作成と内容の取扱いについて,次のように示されている。
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中学校 |
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〔学習指導要領第5章第3 2の(3)〕 |
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(3) |
学校生活への適応や人間関係の形成,進路の選択などについては,主に集団の場面で必要な指導や援助を行うガイダンスと,個々の生徒の多様な実態を踏まえ,一人一人が抱える課題に個別に対応した指導を行うカウンセリング(教育相談を含む。)の双方の趣旨を踏まえて指導を行うこと。特に入学当初においては,個々の生徒が学校生活に適応するとともに,希望や目標をもって生活をできるよう工夫すること。あわせて,生徒の家庭との連絡を密にすること。 |
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高等学校 |
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〔学習指導要領第5章第3 2の(3)〕 |
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(3) |
学校生活への適応や人間関係の形成,教科・科目や進路の選択などについては,主に集団の場面で必要な指導や援助を行うガイダンスと,個々の生徒の多様な実態を踏まえ,一人一人が抱える課題に個別に対応した指導を行うカウンセリング(教育相談を含む。)の双方の趣旨を踏まえて指導を行うこと。特に入学当初においては,個々の生徒が学校生活に適応するとともに,希望や目標をもって生活できるよう工夫すること。あわせて,生徒の家庭との連絡を密にすること。 |
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