キャリア教育の基本方向 |
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ア |
「働くこと」への関心・意欲の高揚と学習意欲の向上 |
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○ |
教科・科目の学習とキャリア教育との関係は,二者択一的な関係ではなく,職業や進路などキャリアに関する学習が教科・科目の学習や主体的に学ぼうとする意欲の向上に結び付き,教科・科目の学習がキャリアに関する学習への関心や意欲の向上につながるという,相互補完的な関係としてとらえる。 |
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イ |
一人一人のキャリア発達への支援 |
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○ |
児童生徒のキャリア発達を支援するため,各発達の段階における発達課題を踏まえ,発達における個人差に留意しながら,適時性や系統性などに配慮した諸活動を展開する必要がある。 |
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○ |
キャリアに関する個別あるいはグループ単位でのカウンセリングの機会の確保と質の向上を図る。 |
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ウ |
社会人職業人としての資質・能力を高める指導の充実 |
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○ |
職業教育の専門性の向上に努めるとともに,高等学校段階までの学習がそれ以降のより高度な専門的な知識・技能を習得する学習につながるよう,基礎・基本の充実・徹底を図る。 |
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○ |
普通教育においても,将来の職業生活を視野に入れ,情報活用能力や外国語の運用能力など,今後,社会や企業で一層必要となる能力を身に付けられるようにする必要がある。 |
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エ |
自立意識の涵養と豊かな人間性の育成 |
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○ |
働くことには,生計の維持,自己実現の喜びとともに,社会に参画し社会を支えるという意義があることを理解させる。 |
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○ |
小学校段階から,自己と他者や社会との適切な関係を構築する力を育て,将来の精神的,経済的自立を促していくための意識の涵養と豊かな人間性の育成を図る必要がある。 |