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 図画工作,美術 鹿児島県総合教育センター
高等学校
平成21年11月更新 
  高等学校 工芸Tの指導
高校 工芸 T
目 標  工芸の幅広い創造活動を通して,美的体験を豊かにし,生涯にわたり工芸を愛好する心情と生活を心豊かにするために工夫する態度を育てるとともに,感性を高め,創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし,工芸の伝統と文化についての理解を深める。
内 容 A 表現
  表現に関して,次の事項を指導する。

(1) 身近な生活と工芸
 ア 自然や素材,身近な生活や自己の思いなどから心豊かな発想をすること。
 イ 用途と美しさの調和を考え,日本の伝統的な表現のよさなどを生かした制作の構想を練ること。
 ウ 制作方法を理解し,意図に応じて材料や用具を活用すること。
 エ 手順や技法などを吟味し,創意工夫して制作すること。

(2) 社会と工芸
 ア 社会的な視点に立って,使う人の願いや心情,生活環境などを考え,心豊かな発想をすること。
 イ 使用する人や場などに求められる機能と美しさを考え,制作の構想を練ること。
 ウ 制作方法を理解し,意図に応じて材料や用具を活用すること。
 エ 手順や技法などを吟味し,創意工夫して制作すること。

B 鑑賞
  鑑賞に関して,次の事項を指導する。

 ア 工芸作品などのよさや美しさ,作者の心情や意図と表現の工夫などを感じ取り,理解を深めること。
 イ 制作過程における工夫や素材の生かし方,技法などを理解すること。
 ウ 自然と工芸とのかかわり,生活や社会を心豊かにする工芸の働きについて考え,理解を深めること。
 エ 日本の工芸の特質や美意識に気付き,工芸の伝統と文化について理解を深めること。
内容の
取扱い
(1) 内容のA及びBの指導に当たっては,中学校美術科との関連を十分に考慮し,A及びB相互の関連を図るとともに,Bの指導については,適切かつ十分な授業時数を配当するものとする。

(2) 内容のAの指導に当たっては,地域の材料及び伝統的な工芸の表現などを取り入れることにも配慮するものとする。

(3) 内容のBの指導に当たっては,作品について互いに批評し合う活動などを取り入れるようにする。

(4) 内容のBについては,日本の工芸も重視して扱うとともに,アジアの工芸などについても扱うようにする。

(5) 工芸に関する知的財産権などについて配慮し,自己や他者の著作物等を尊重する態度の形成を図るようにする。

(6) 事故防止のため,特に,刃物類,塗料,器具などの使い方の指導と保管,活動場所における安全指導などを徹底するものとする。
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