校 種

中学校

学年

第1学年

教科等

社会

単元名

 東アジア世界とのかかわりと社会の変動−モンゴルの来襲と日本−

URL
 

 http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/gallery/moukoshurai/
 

 

  「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」は肥後の御家人竹崎五郎季長(すえなが)が,元寇の両役(文永の役,弘安 の役)における自己の奮戦の顛末(てんまつ)を記録したものである。
  具体的には,次のような内容とその解説が示されている。
【文永の役】
  (1) 竹崎季長,博多へ向かう
  (2) 蒙古兵を討ち取る
  (3) 季長,奮戦する
  (4) 季長,御恩奉行安達泰盛に直談判する
  (5) 季長,泰盛から馬を拝領する
【弘安の役】
  (1) 蒙古兵,志賀島に上陸
  (2) 季長,河野通有の屋敷を訪ねる
  (3) 季長,生の松原の石築地の前を通過する
  (4)
季長の兵船,生の松原から鷹島に向かう
  (5)
鎮西御家人の兵船,敵船に向かう
  (6)
季長,敵船に乗り込み蒙古兵を討ち取る
  (7) 季長,安達盛宗に軍功を報告する                   
  (8)
永仁元年,「蒙古襲来絵詞」が成立する







 

  本単元は,東アジアとのかかわりをもちながら,荘園の発展や院政から武士が台 頭し,平氏の支配が全国に及んで武家社会が発達するものの,元寇によって武家社 会に揺らぎが生じた時期である。本時は,元寇という小学校時代に学習した内容を より一層深く理解し,鎌倉幕府への影響を考える部分であり,次の中単元「南北朝 の動乱と東アジアの変動」の導入部分でもあるので,2回にわたる元寇のもたらし た影響をしっかりと理解させたい。