環境教育の重要性

 

今日,地球上には環境破壊につながる様々な問題が生じており,環境問題に対
して
緊急に対処しなければならないという認識が高まっている。すなわち,一人
一人が
間と環境とのかかわりについて理解を深め,豊かな自然等の価値につい
ての認識
を高
め,環境を大切にする心をもつとともに,環境に配慮した生活や責
任ある行動
をとる
こと,また,環境問題を引き起こしている社会経済の背景や仕
組みを理解することに
より,社会経済の構造を環境に配慮した持続可能なものへ
と変革していく努力
を行う
ことが求められている。

このような状況のもと,環境問題や環境保全に主体的にかかわることができる
  能力
や態度を育成するために,環境教育の重要性は,ますます高まっている。
   こうした中,
平成181222日に公布・施行された改正後の教育基本法におい
  ては,教育の目
標の一つとして,「生命を尊び,自然を大切にし,環境の保全に
  寄与する態度を養
うこと。」(第2条第4号)とする規定が盛り込まれた。

今日の環境問題への対応にあたっては,次のような視点が必要である。

  

    ○ 環境問題はたくさんの要素が複合的に絡み合って構成されているので,環境

   そのものを総合的にとらえる必要がある。

    ○ 国民生活や事業活動の在り方そのものを環境への負荷の少ないものに変えて

   いくことが必要である。

    ○ 地球規模の空間的広がりと将来世代にわたる時間的広がりをもっており,国

   際的な連携のもと,科学的知見の充実と未然防止を旨とした対策が必要である。

 

 

 

環境教育の目標



環境や環境問題に関心・知識をもち,人間活動と環境とのかかわりについての

総合的な理解と認識の上に立って,環境の保全に配慮した望ましい働きかけので

きる技能や思考力,判断力を身につけ,よりよい環境の創造活動に主体的に参加

し,環境への責任ある行動がとれる態度を育成する。

   (文部省『環境教育指導資料』小学校編,中学校・高等学校編から引用)