惑星と恒星(銀河系の存在) 

【観察,実験の内容】

○ 望遠鏡による観察や惑星探査機や大型望遠鏡による画像などを活用する。

○ 金星を観察する。

○ 太陽以外の恒星を観察する。

【ねらい】

惑星の特徴を理解させ,惑星の見え方を太陽系の構造と関連付けてとらえさせるとともに,恒星の特徴を理解させる。

〔惑星〕

惑星は大きさによって,地球を代表とするグループと木星を代表とするグループに分けられることを見いださせ,大気組成や表面温度を比較することによって地球には現存生物の生命を支える条件が備わっていることにも気付かせる。

〔恒星〕

自ら光を放つこと,太陽も恒星の一つであることを理解させる。

【留意事項】

〔惑星〕

○ 金星の公転や太陽系の構造について考察させる際は,月の満ち欠けは地球の周りを公転している月と太陽の位置関係によって生じることの学習経験を踏まえ,金星の形が変化することを考察させる。

○ 太陽系の構造を考察する際は,その構造を概観させるため,太陽や各惑星の位置,大きさを,モデルとして表す。

○ 太陽系には惑星以外にも,彗星や冥王星などの天体が存在することに触れる。

〔恒星〕

太陽以外の恒星が点にしか見えないことや常に相互の位置関係が変わらないことから,それらは,太陽系天体と比べて極めて遠距離にあることに気付かせる。その際,恒星が集団をなし銀河系を構成していることに触れる。

 

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