博物館や科学学習センターなどとの連携
<意義> それぞれの地域にある博物館や科学学習センター,プラネタリウム,植物園,動物園,水族館などは,科学技術の発展や地域の自然に関する豊富な情報源であり,実物に触れたり,専門的な説明を受けたりすることで,生徒の実感を伴った理解を図ることができる。 これらの活用を指導計画に位置付けることは生徒が学習活動を進める上で効果的である。 <施設の利用の仕方> ○ 生徒を引率して見学や体験をさせる。 ○ 標本や資料を借り受けたり,専門家や指導者を学校に招いたりする。 <計画上の留意事項> ○ 学校と施設とが十分に連絡を取り合い,無理のない計画を立てる。 ○ ねらいを明確にして実施計画を立て,事前,事後の指導を十分に行い,安全に留意する。 ○ 理科の学習と関連する内容が,総合的な学習の時間や校外学習などで扱われている際には,その関連を踏まえて指導する。 ○ 受講者を募って公開講座や実習などを試みている大学や研究機関,高等学校,企業などがある場合は,連携,協力しながら学習活動をさらに充実させる。 |