継続的な観察などの充実

 

継続的な観察や季節を変えての定点観測を,各内容の特質に応じて適宜行うようにする。

 

<意義>

○ 生物の行動や成長の様子などをとらえたり,気象現象や天体の動きについての規則性を見いだしたりするために有効である。

○ 時間に伴う変化の様子をとらえたり,対象とする事象の全体像を把握したりする学習の機会を与えることができる。

 

<配慮するべきこと>

○ 年間の指導計画に位置付けて行う。

○ 生徒の意欲を持続させるため,事前に興味・関心を十分喚起し,目的を明確にして取り組ませる。

○ 記録の際は,変化の様子が分かるように視聴覚機器を活用して記録させるなど,観察記録の取り方を工夫させる。

○ 急な天候の変化や夜間の観察などに対する安全上の配慮を十分に行う。