見通しを立てたり,振り返ったりする学習活動

 

<ねらい>

PISA調査などにおいて,例えば,与えられた課題が科学的に調査可能な問題かどうかを問う出題についての正答率が低いなど,必ずしも学習の見通しを立てることなどが十分にできているとは言えない状況があることを改善する。

このことは,国際的な通用性を向上させる上から,重要であると考えられる。

 

<基本的な考え方>

自主的に学ぶ態度をはぐくみ,学習意欲を向上させるために,生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れる。

 

<具体例>

○ 授業の冒頭で当該授業での学習の見通しを生徒に理解させる。

○ 授業の最後で生徒に当該授業で学習した内容を振り返る機会を設ける。

○ 生徒が家庭において学習の見通しを立てて予習をしたり学習した内容を振り返って復習したりする習慣の確立などを図る。

 

 

(問題解決に見通しをもたせる教師の働きかけの例)