ものづくりの推進

 

原理や法則の理解を深めるためのものづくりを,各内容の特質に応じて適宜行う。

 

<ものづくりの意義>

○ 理科においては,原理や法則の理解を深めることが重要であり,ものづくりはその一つの有効な方法である。

○ ものづくりは,科学的な原理や法則について実感を伴った理解を促すものとして効果的であり,学習内容と日常生活や社会との関連を図る上でも有効である。

 

<指導計画への位置付け>

ものづくりは,学習内容と関連付け指導計画の中に位置付けて行うことが大切であり,学習内容の特質に応じて,学習の導入,展開やまとめなどの際に行う。

 

<ものづくりの例>

第1分野「(1) 身近な物理現象」    簡単なカメラ,楽器など

(3) 電流とその利用」    簡単なモーターなど

(4) 化学変化と原子・分子」 カイロなど

 

<配慮すること>

○ 高度なものや複雑なものを課題とするのではなく,原理や法則などの理解を深められる課題とし,生徒の創意や工夫が生かせるようにする。

○ 道具の操作や薬品の扱いなど安全上の配慮を十分に行う。