月の運動と見え方(日食,月食) 

【観察,実験の内容】

日没直後の月の位置と形を2週間ほど観察する。

【ねらい】

月が約1ヶ月周期で満ち欠けし,同じ時刻に見える位置が毎日移り変わっていくことを,月が地球の周りを公転していることと関連付けてとらえさせる。

【留意事項】

観察者の視点(位置)を移動させ,太陽,月,地球を俯瞰するような視点から考えさせる。

【授業展開のポイント】

@ 月の観察記録や写真,映像などの資料を基に,月の見え方の特徴を見いださせ,それを太陽と月の位置関係や月の運動と関連付けて考察させる。

A 太陽,月,地球のモデルを用いて,地球から見える月の形がどのように変化するかを調べ,それぞれの天体の位置と地球から見える月の形との関係を説明させたり,月の満ち欠けの様子や日没直後の月の位置が西から東へ移動することから,月が公転する向きを推測させたりする。

B 日食や月食が月の公転運動とかかわって起こる現象であることにも触れる。 

 

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