総合学習

公開日 2016年09月28日

本校における「総合的な学習」の取り組みについて

「夢プラン」・・・『21世紀の福祉を考える~福山からの発信~』

「総合的な学習の時間」は,全国的に実施されるが,福山高校は,2000年度から試行的に取り組んだ。
 準備段階としては,1999年度の2学期から職員会,学年会,推進委員会などを数回開き論議を重ねた。国際理解・環境・福祉などのテーマが候補にあがり,学年毎にテーマを決めたらという意見もでたが,『学校の特徴を出すものとして地域性を踏まえた「福祉」について取り組む』ということになった。その主な理由は次の2つである。

(1)  少子・高齢化が進む21世紀は「福祉」の充実が最優先課題といわれている。2000年度4月から介護保険制度も導入されたが,高福祉には高負担がセットになっており,豊かな老後の保障はまだまだほど遠い。 これからの社会や地域の大きな課題である障がい者福祉や高齢者福祉に関する学習をすることにより,介護のあり方や社会保障全般に関する知識と理解を深め,将来の豊かな福祉社会を支える力をつけさせたい。
(2)  本校のある福山町は,県立牧之原養護学校をはじめとし,オレンジ学園・塚脇学園・福山学園など小さな町のわりには数多くの障がい者施設や高齢者施設を有しており,『重症心身障がい児(者)愛護の町』を宣言している。 こういう施設での体験学習を通して福山町の福祉への姿勢に学び,人権の尊重・思いやり・自発的奉仕の心など,いわゆる「豊かな人間性」を培い,自己理解を深め,自分の課題を発見し,社会の一員として主体的に行動出来る人間育成を目指したい。

 以上の理由から,「21世紀の福祉を考える~福山からの発信~」というテーマを掲げ,1学年では”障がい者福祉”,2学年では”高齢者福祉”という学年毎の学習テーマを設定した。

 そして,「総合的な学習」の目指す「生きる力」を育む視点として上記の「福祉」学習の目標から「夢プラン」という名称が生まれた。