目標　「行きたい学校　行かせたい学校　卒業したい学校」

　本日は市来農芸高等学校のホームページをご覧いただき有難うございます。本校は，いちき串木野市湊町に位置する農業高校です。昭和９年に鹿児島県立市来農芸学校として開校し，幾多の変遷を経て，昭和31年に現在の鹿児島県立市来農芸高等学校と改名されました。その後，昭和39年に「自営者養成農業高等学校」の文部省指定を受け，従来の園芸科，農業機械科に加え，畜産科，生活科を新設し４学科となりました。更に，平成10年に「農業経営者育成高等学校」へ名称変更となっています。
　校訓に「至誠・自律・敬愛」を掲げ，今年度創立89年目を迎える歴史と伝統のある農業科単独の高等学校です。開校以来，１万２千５百名を超える卒業生を輩出し，県内はもとより全国において，農業の振興・発展に多大な貢献をしてまいりました。現在も，地域の農業および農業関連産業の中核となって多くの卒業生が各方面で活躍されています。
　令和３年度の学科再編により，生産から販売の６次産業化を目指す「農業科」，３つの黒でブランディングを目指す「畜産科」，都市近郊型の園芸のスペシャリストを目指す「環境園芸科」を設置し，令和５年度を完成年度として３学年が揃いました。３学科とも時代や社会の変化を見据えた学科であり，地域の期待に応えるべく特色ある学習内容のカリキュラムを編成しております。
　本校の教育方針は，安全で安心な秩序ある集団生活を目指し，安全教育の徹底を図り，各学科および寮教育の特色を活かし，地域や関係機関との連携を密にして，学校教育の活性化を図り，地域に開かれた学校教育を推進していくことです。
　私たちは，生徒のチャレンジを大切にして，生徒一人一人が充実した学校生活を送り，将来の進路実現ができるよう，「生徒を第一に」を合言葉に，地域に愛され，信頼される学校となるよう，教職員一丸となって取り組んでまいります。
　今後とも，皆さまのより一層の御理解と御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鹿児島県立市来農芸高等学校
第 32 代　校長　米森　　剛