校長よりごあいさつ

公開日 2025年04月21日

 

 目標 「自走できる生徒」の育成 ー 拓心 ー 

 

 市来農芸高等学校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 本校は,いちき串木野市湊町に位置する農業高校です。昭和9年に鹿児島県立市来農芸学校として開校し,幾多の変遷を経て,昭和31年に現在の鹿児島県立市来農芸高等学校と改名されました。

 また,文部科学省から「農業経営者育成高等学校」の指定を受けており,1万1千7百名を超える卒業生は,地域はもとより全国において農業および農業関連産業の中核となって活躍しておられ,農業の振興・発展に寄与しております。

 現在も,校訓である「至誠・自律・敬愛」を礎に,農業科,畜産科,環境園芸科の3学科は,時代や社会の変化を見据えるとともに,地域の期待に応えるべく特色あるカリキュラムを編成し,「市来農芸ならでは」の学習を工夫しています。特に,実験や実習は,正面玄関に掲げる「学ぼう命のあたたかさ 知ろう命の育て方」というキャッチフレーズに象徴されるような農業の魅力や奥深さを実感する学びとなっております。

 さらに,寮教育や学科の枠を超えた特色ある学校行事,部活動,地域及び関係機関との連携なども魅力の一つです。

 私たちは,このような恵まれた環境を最大限に活用し,校内随所に掲げられた「拓心」という言葉を「Frontier Spirits」と捉え,チャレンジする姿勢を育て,「自走できる生徒」を育成するための教育活動の充実に努めております。

 今後とも,皆さまのより一層のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

鹿児島県立市来農芸高等学校 

校長 米澤瑞代