弁論を聴いて

公開日 2018年10月10日

弁論大会を聴いた生徒の感想文から一部を紹介します。(すべて原文)

それぞれの思いや考え、生き方を知ることができた。今まで抱いていた不安な気持ちが、少し和らいだ気がした。どんなに辛いことがあっても、前向きに生きていこうとする姿勢に感心した。自分も病気にかかってから普通の学校生活ができなくなって自信を無くしていたが、今回の弁論を聴いて自分と同じ状況だった人がたくさんいることを知り、頑張ろうという意志が聴けて自分も自信を持てた。 (Aグループ)


在校生の方々の色々な体験談や、開陽高校に入学してからの気持ちや、思い出などを聞くことができて、とても勉強になり励みになりました。これからの高校生活が少し不安でしたが、みんな最初は同じなんだと思い不安が少し軽減されました。自分だけでなく、みんな色々な事情や考えがあってこの高校に来ていて、この開陽高校でたくさんの人が色んな形ではばたいているんだなと思いました。私もこれから自分の未来のためにたくさん勉学に励み、思い出も作っていきたいと思います。 (Aグループ)


この学校には色々な悩みを持っている人がたくさんいる。僕自身、中学・高校と病気や体調不良で学校を休みがちになり、勉強についていけなくなりました。なので今回の弁論を聞いて共感するところも多々ありました。僕は新しい学校で上手くできるか不安でしたが、在校生の弁論を聞いてまだ不安なこともありますが、これからの学校生活が楽しみになりました。これからの生活をより良くするために、一歩ずつ前に進めるように努力したいと思いました。(Aグループ)


今日の弁論大会では、私自身も経験したことのある出来事の話が多くすごく聞き入っていました。私自身も学校を辞めた理由が、学習面や友人関係での悩みだったので、もしかしたら私は逃げてしまったのではないかと思っていましたが、今日の弁論大会を通して少し楽になった気がします。似たような経験をした人たちの話を聞いて、とても共感できたし私も前向きになろうと思えました。自分が経験したことを生かして、誰かを救うことができたらいいなあと思いました。 (Bグループ)
                                     
今回,初めて弁論大会に参加したことで,私は多くの共感を覚え様々な視点からの弁論に深く関心しました。通信制課程に通っている生徒の中には,今までの人生で辛く苦しい思いをした人が少なくないと思います。それでも,前向きに生きている弁士の方々に深く感銘を受けました。中には,自分の将来をしっかりと見据えて,一歩ずつ目標に向けての土台を築いている方,社会に目を向け少しでも改善しようと努力している方,病気と向き合いながら夢に向かって歩み始めた方。それぞれ道は違えど,確実に前に進もうと懸命に努力している姿が,私にはとても輝いて見えました。 (Bグループ)

今回、5名の方の弁論を聞いて、それぞれが開陽高校に対して思っていること、考えていることを聞くことができてとても楽しかった。開陽高校に入学してきた経緯や理由、通信制という聞き慣れないシステムへの不安、将来へのことなど自分と同じ部分や異なる部分があって、共感できたりそういう考えもあるのかと感心することも多くあり、改めてこの学校にはいろんな人がいるんだなと実感すると共に、ここに編入してきて良かったと思いました。(Bグループ)

本当に様々な理由で、通信制という学び方を選んだ人がたくさんいるんだなと感じました。自分が共感することもあれば、もっと苦しかったりつらかったりした経験をされた方もいて、その人の言葉で感じる部分もあり大会に参加できてよかったです。今の状況があたりまえではないことも強く再確認できました。通信制は、年代もバラバラでたくさんの情報や知識、いろんな考えを持った人とも関わることができます。だからこそ自分の考えをぐにゃぐにゃになるくらいやわらかく、その中にしっかり自我も持ちながらこの高校生活とこれからの一生を考えていきます。私も通信制に通うようになってから、精神的にも肉体的にも少しずつ安定していきました。夢も見つけられたし、そのための進学も考えられるようになりました。残りの私の高校生活は少しになりましたが、もっと色々な人と会話して自分の視野を広げて、今も思っていますが将来通信制で学べて良かったと思えるように過ごしていきます。とても勉強になりましたし、楽しかったです。(Cグループ)