公開日 2025年07月25日 理数教育と探究活動の普及 錦江湾高校ではSSHの活動で培ってきたノウハウを生かし、小学生や中学生を対象にした多くのイベントを行っています。理数教育や探究活動について知ってもらうのはもちろんですが、多くの可能性を秘めている子どもたちに、 科学への興味関心や探究的な目線、 主体性を育むことができればと考えています。 探究活動とは? 探究活動について簡単に紹介します。 「探究活動」 とは、自分で面白いと思うことや、なぜだろうと思うことについて、もっと知りたい!と思って、自分で調べたり、考えたりする活動です。 ◎ 次のようなステップでやってみましょう 1 不思議に思うことを見つける:「これってどうして?」と思うことを探そう! 2 調べる :本を読んだり、インターネットで調べたりして、そのことについてもっと知ろう! 3 考える:集めた情報を使って、「なるほど!」と思う答えを見つけよう! 4 答えを出す:自分が考えたことを、友だちや先生に教えてみよう! 5 話し合う:みんなで考えたことを話し合って、もっといろいろなことを学ぼう! 探究活動は、自分で考えたり、答えを見つけたりすることが大事です。本校の生徒は本で調べたり、インターネットで調べたりすることだけではなく、自分自身で観察や実験、データ処理などを行うことで、課題解決を行っています。 「探究活動」を通して育んできた観察力や思考力、プレゼン力などの力は、社会に出てからも非常に重要な力となるでしょう。 ここからは、本校主催で行っているSSHに関する対外的なイベントについて紹介します。 (今年度のイベントの実施日や実施内容の詳細は、本校ホームページ・ブログ・Instagram等でお知らせしますので、ぜひご確認ください。) 自由研究お助け隊 (現地開催の部) 下記のチラシは令和7年度の実施内容になります。 小学生の自由研究や宿題について、本校の生徒や職員がアドバイスを行うイベントです。自由研究に関しては、いくつかのコースが設定されており、各コース体験型の内容を通して、自由研究のテーマの見つけ方や調べる際のポイントなどを知ることができます。 参加された児童生徒や保護者のアンケート結果の一部を紹介 Q1 どのようなことが特に楽しかったですか?【参加児童】 ・いつもはきちんとみない道端の草にもいろんなものがあるんだと気づけた。 ・生徒さんや先生も明るく、褒めながら指導してもらった。 ・授業で書くときよりもコツを教えてもらったりして、キレイに書けた。 Q2 今回のイベントにお子様を参加させてみてどうでしたか?【参加保護者】 ・自由研究が初めてのことなので、どういうふうに進めればいいかを教えてもらい助かりました。 楽しみながら参加していました。 ・初めは恥ずかしがっていた我が子も、帰る時には慣れて満足していたので、本当に良かった。 高校にも興味を持ったみたいで、口で教えるより、色々なものを目で見て、いい経験ができた。 ・実験で変化が起きる様子を目をキラキラさせてみていて「実験って楽しいね!」と言っていたので、参加させて良かったです。 自由研究お助け隊 (オンラインの部) 下記のチラシは令和7年度の実施内容になります。 離島や遠方にお住まいの小学生も参加できる「自由研究お助け隊(オンラインの部)」を実施しています。Web会議システムを用いて実験の解説や実演を行い、自由研究の進め方やテーマの工夫の仕方についても分かりやすく紹介しています。ご家庭でも手軽に体験できる内容です。 湾ぱく探究コンテスト 下記のチラシは令和7年度の実施内容になります。 小学生や中学生を対象に、自由研究の成果を発表するコンテスト形式のイベントです。大学の先生方からアドバイスもいただけます。自由研究の内容をプレゼンすることはハードルが高く感じますが、本校の職員や生徒がインタビュー形式でフォローも行いますので、気軽に発表を行うこともできます。 小中学校ではプレゼンを経験することも少ないと思いますので、大きな経験になることでしょう。また本校職員や審査員、他の参加者から発表の良かった点をコメントしてもらい、用紙にまとめ各参加者へお渡しすることで、学習へのモチベーションも上がり、継続研究を行っている参加者も多いです。 参加された児童生徒や保護者のアンケート結果の一部を紹介 Q1 どのようなことが特に楽しかったですか?【参加児童生徒】 ・一人ずつ発表の場を与えられ、先生、生徒方の質問も頂き、アドバイスも頂いたことです。 ・たくさんの種類の自由研究をみるきっかけとなり、いい経験ができました。 ・初めて発表を経験して、いい勉強になった。 Q2 今回のイベントにお子様を参加させてみてどうでしたか?【参加保護者】 ・自分の意見を発表するというのはまだまだ難しい年齢ですが、親子でどうしたら良いか考えながら準備することもとても良い経験になりました。参加している子どもたちの堂々とした姿を拝見して、私も元気や勇気をもらいました。 ・慣れた学校とはまた違う空気に刺激をもらい、優しい先生方や生徒さんたちからは優しくお声がけいただき、とても嬉しそうでした。ひとつ自信に繋がったかなと思います。ありがとうございます。 ・実験発表に対してその場でたくさんいろんな形でレスポンスがあることが素晴らしいと思った。他の生徒さんの発表も面白いし、大学・高校の先生や現役の高校生と交流があるのもよいです。 雰囲気もよかった。 実際に配布したものです コメントシート 集まれ!理科好き 下記のチラシは令和4年度の実施内容になります。 中学生を対象に、本校で全国大会や世界大会、企業連携など多くの実績を残している研究班の体験ができるイベントになります。理科好きな中学生の良い刺激になればと思い、企画しています。 各コース体験型の内容であり、大学レベルの研究も多いため、多くの知識や技能を身につけることができます。 小中学校出前授業 主に近隣の小中学校を訪問し、本校の生徒が先生役となり、小中学生に科学や探究活動についての出前授業を行っています。小中学校の児童・生徒の皆さんに体験型の授業や近年特に重要視されている探究活動を知ってもらうことで、科学の楽しさだけではなく、課題を見つける力や課題を解決する力など、探究的な目線もイメージしていただければと思っています。また本校生徒にとっても教える楽しさと難しさ、そして教えることで科学に対する理解が深まっているようです。 錦江湾高校SSH通信 本校でのSSH関係の行事やイベント、実績等を紹介しています。年間2回程度発行し、主に近隣の小中学校に配布しています。 ブログやInstagramでも紹介していますので、そちらもご覧になってください。 ・令和4年度 R4 SSH通信 No1 R4 SSH通信 No2 R4 SSH通信 No3 R4 SSH通信 No4 ・令和5年度 R5 SSH通信 No1 ・令和6年度 R6 SSH通信 No1 R6 SSH通信 No2 ・令和7年度 R7 SSH通信 No1 PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページから入手してください。 Adobe Readerダウンロード