高校生へのストレスマネジメント講演会が行われました

公開日 2017年03月08日

DSC_0582平成29年3月7日(火)の7校時に,鹿児島大学大学院臨床研究科の松木繁教授と大学院生3名を講師にお招きして,高校生を対象に「ストレスマネジメントの考え方と方法」について講演が行われました。

 講演では,事前に記入したアンケートをもとに,「日頃気づかないストレッサーを知る」「自分のストレス反応を知る」「対処法を知る」の3点を軸として,特にアンガ-マネジメントに焦点を当てて,怒りのコントロール方法の実際を学びました。怒りのコントロールについては,新聞やテレビ等で次々に取り上げられる等社会的にも話題になっています。生徒たちにとって,脳科学に基づいた適切な対処法を直接学習する貴重な機会となりました。

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生徒の感想は,以下の通りです。

 特に印象に残ったことの一つは,「怒りを感じたら,①6秒待つ ②身体の力を抜く ③怒りの原因を振り返る」ということだ。今回学んだことを今後生かしたいと思った。また,講演では,図や絵が多く用いられ,とてもわかりやすかった。怒りを感じた時,間違った方法をとって友人関係が壊れてしまわないように,今日学んだことを忘れずにいたい。(高1)

 ストレスとは何かを具体的に考えたことはなかった。ストレスを「人生のスパイス」と考えても面白いなと思った。怒りをそのまま人にぶつけると様々なトラブルがあるので,6秒待つということを実践していきたい。6秒待つというのは,本当に良い方法だと思う。また,対人関係のトラブルでは,原因を振り返ってから冷静に話し合って和解する努力をしたいと思った。(高1)

 私は怒りを溜める方なので,いつも体調を崩していた。今もストレスを感じない日はないくらいだ。こんな時,ストレスマネジメントの方法を知ることができて良かった。特に,6秒間待つということは,直ぐにやっていこうと思う。私はドラゴンボールが好きなので,スーパーサイヤ人になる気分でやっていきたい。来年の受験はストレスとの戦いだ!(高2)

 程よいストレスは,体に良い影響を与えるということに驚いた。ストレスや怒りを感じたときに今日習ったアンガ-マネジメントを実践していきたい。また,10秒呼吸法は,緊張しているときや不安なときにも有効なので,本番の前などにいつものパフォーマンスができるよう実践したい。これから受験を控え,今まで以上にストレスが大きくなることが考えられるので,上手にストレスと向き合っていきたい。(高2)