新年がスタートしました。１月４日に校舎の内外を散策しました。

外の草花は春を告げようと芽吹いたり新芽を出していました。ヨモギを摘んで食べたのですが，まさしく春の香りでした。校内においては姿見を数えていきました。合計８枚が設置されています。そのほとんどは生徒のクラスルームが設置してある棟の左右踊り場にあります。

さて今年は兎年。飛躍の年，跳ねるなどと言われます。昔話の中に兎と亀が競争して，亀が勝つというストーリーがありますが，実はあるお坊さんが続きを作りました。その内容は兎が自分の足の速さを過信して途中で怠けたり，狡をしたことを反省し，その後は亀と友達になって何でも一生懸命に取り組むようになったというものです。

三学期は短いですが，極めて重要な時期です。三年生は高校生活を振り返ると共に，これからの社会人としての生活や，進学してからの生活を考える時です。１年生，２年生はほとんどが進級するでしょう。そのとき，どんな立場や状況でどんな振る舞いをするめか考える時でもあります。

姿見で外見を確認するとともに，目に見えない心の中の内面は自分の目で観るようにしてください。未来を見据えて十分に振り返ることが，大きな飛躍に繋がると信じています。みんななら出来る。ぜひ三学期もコツコツと日々の授業や実習を大切にして，さらに心身ともに成長してください。