例えば,目の不自由な方は,点字ブロックを頼りに歩いています。
ところが,街中を見ていると点字ブロックの上にバイクや自転車が置いてあったり,ゴミ置き場からゴミの大きな袋が点字ブロックの上まできていたりします。
目の不自由な方は,そんなものがあることには気づきませんので,思いっきりぶつかってけがをしてしまいます。
障害物を点字ブロックから取り除いてあげることなども私たちができることです。
また,困っていそうだったら,「どこまで行きたいのですか。」と聞いて,時間があれば連れて行ってあげれば喜んでいただけるでしょうし,道案内を言葉で説明することもできます。
盲学校は,学校なので,いろいろなことができるように,皆さんと同じように学習をしているのです。
子どもたちは,視覚の障害を補い,皆さんとできるだけ同じように生活しようとしています。
ただ,どうしても克服できないことについては,お手伝いが必要かもしれません。
例えば,話をしていてそこにないものを説明するときなど,できるだけ具体的に詳しく話をします。
見ればわかることを説明しています。
また,人間は,周りの情報をほとんど視覚から得ています。
耳だけすましてもその形を知ることはできません。
例えば,給食のときを想像してください。
周りにいる私たちは,お皿が何枚でどこにあり,どんな料理があるというのが,見て分かりますが,
右の奥に何が,一番手前に何が,全部で何枚皿が,と確かめてあげると丁寧かもしれません。
また,初めて行くところなどは,段差や壁などを言葉で確かめたり,手を添えて一緒に確かめたりしています。
ただ,視覚に障害のある人がみんな助けを必要としているわけではないので,それを「何かお困りですか?」などの声かけは必要だと思います。
皆さんが視覚に障害のある人と一緒にいた場合,状況説明をしてあげることも必要かもしれません。
例えば,みんなが何かを見て笑っているとき,視覚に障害のある人が,どうして笑っているのかわからない場合,その人と一緒に笑いたいと思えば,自然と状況の説明ができるでしょう。
スポーツなどの観戦をしているとき,そのスポーツの感動を一緒に味わいたいと思えば,これもまた自然とその状況の説明ができることと思います。
それが,言葉の説明であったり,手を添えて形を説明であったり,その方法は様々だと思います。
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