
年度初めの教育相談等を受けて,個別の教育支援計画を作成し,それに基づいて自立活動の内容の6区分26項目(「健康の保持」:4項目,「心理的な安定」:3項目,「人間関係の形成」:4項目,「環境の把握」:5項目,「身体の動き」:5項目,「コミュニケーション」:5項目)を相互に関連付けて,具体的な指導内容を一人一人に応じて設定(あいあいシートの活用)することになります。
実際には,指導計画に基づきながら様々な授業形態での「自立活動における時間における指導」を教育課程上に位置付け,教科等の学習場面や生活場面と密接に関連付けながら「教育活動全体を通した指導」と併せて指導を行っています。
※ あいあいシートの書式(PDF88kb)
1 「自立活動の時間における指導」の授業形態
本校の児童生徒は,教育課程上,A・B・C・D・E課程に分かれ,それぞれ個に応じた適切な学習を行っています。
(1)「自立活動室での指導」(全校児童生徒対象)
本校では,「自立活動室での指導」においてはマンツーマン指導体制の下,自立活動を行っています。内容は,一人一人の教育的ニーズに応じて年度当初に「自立活動室での指導」に対する年間指導計画を作成し,それに基づいた取組を行います。
基本的には,教師は本校の自立活動の目標である「一人一人の障害の状態等を把握し,生活に生かすことのできる自立活動の充実」を常に意識しながら,本人及び保護者のニーズ,児童生徒の実態,障害の特性から今後改善し,期待されること等を考慮し,どのような学習内容が,児童・生徒にとって「生活に生かすことのできる」ことにつながるのかを考えていきます。
| AB課程 | C課程 | D課程 | |
| 小学部 | 2 | 2 | 3 |
| 中学部 | 2 | 2 | 3 |
| 高等部 | 1 | 1 | 2 |
重複学級では,時数は異なるが,全学部とも「自立活動室での指導」以外に時間における指導が学級対応で設定されています。課題別学習は,個別(1対1対応)での指導体制に限らず,個々の教育的ニーズに応じて,小集団にグルーピングしたり,指導内容を工夫するなど,主に学級対応で指導体制を工夫しています。
【各学部・課程の1週間あたりの授業時数】
| C課程 | D課程 | ||
| 小学部 | 1 | 1年 | 3 |
| 2年 | 4 | ||
| 3年 | 5 | ||
| 4〜6年 | 7 | ||
| 中学部 | 2 | 6 | |
| 高等部 | 1 | 7 | |
【各学部・課程の1週間あたりの授業時数】
| AB課程 | C課程 | D課程 | |
| 小学部 | - | - | 5 |
| 中学部 | - | - | 5 |
| 高等部 | - | - | 5 |
2 抽出指導,学級等支援
学級での多様な学習形態に対して,自立活動専任が児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた動きをし,適切な指導及び必要な支援をします。

3 プール学習(6〜7月実施)
6〜7月にかけて特別時間割を編成して,週1回のペースで全3〜5回程度入水して学習します。水深が三段階で水温を30〜33℃に設定し,水中ならではの学習効果を生かして陸上では味わいにくい運動・姿勢を体験します。水中の学習時間は,児童生徒の実態や体調によっても異なりますが,長くても30分を目途に上がるようにしています。
普段の学習以上に安全面への配慮と指導法を確認しながらマンツーマン体制を確立して指導しています。

