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昭和36年,伊敷に県立整肢園が設置され,肢体不自由児の治療と機能訓練が始まると同時に,園内に分教場が設置されました。その後,「鹿児島養護学校伊敷分校」,「伊敷養護学校」を経て,平成2年度に「桜丘養護学校」が誕生しました。その間,県立整肢園に入所している児童生徒の教育を担ってきましたが,3月末の県立整肢園廃止に伴い,鹿児島市南部の肢体不自由の児童生徒を対象とした教育を行う特別支援学校として,桜丘養護学校は大きく生まれ変わりました。
職員・児童・保護者の多くが,「桜丘養護学校1年生」状態で迎えた4月の始業式・入学式,給食開始。5月のPTA総会。6月の運動会。新しい学校としての,様々な課題を抱えてのスタートとなりましたが,保護者の皆様方や県教育委員会など多くの方々の御協力・御支援のおかげで,子供たちも元気に学校生活を過ごしております。また,職員も「本校1年生」が多いことから,摂食指導,安全な車椅子の操作,自立活動の在り方などの研修に努めるとともに,「一人の子どもを職員全員で支援しよう」を合言葉に,担任同士,養護教諭,栄養教諭,看護師などとの連携を図り,指導・支援に努めています。
しかしながら,施設設備の整備,学校行事,教育課程,PTA活動,知的障害者受入れ態勢など,まだまだ多くの課題が残されているのが現状です。それらの課題解決のためには,学校と家庭との連携が極めて重要になると考えます。
特別支援学校の役割は,子ども一人一人の持っている可能性を最大限に引き出してあげることです。そのためには,職員と保護者が同じ方向性をもち,連携を図って指導・支援に当たってこそ教育効果が高まります。
「新1年生」の桜丘養護学校。保護者や地域の皆様方,県児童総合相談センターなどの福祉・医療機関,近隣の学校など,多くの方々の御理解と御協力を得ながら,保護者の期待,地域の期待に応えられる学校を目指していきたいと思いますので,これからも皆様方の御協力・御支援のほどよろしくお願いいたします。 |