平成28年度 学校評価の結果について

公開日 2017年03月14日

 今年度,実施しました学校評価の結果についてお知らせします。

1 実施日及び対象

 平成28年11月 児童生徒及び保護者

2 実施方法

 児童生徒及び保護者に,アンケート形式での評価・要望等の記入後,その結果を基に3学期に検討・改善に努めています。

 評価4:充分達成している
 評価3:おおむね達成している
 評価2:やや不十分である
 評価1:不十分である

3 児童生徒,保護者による学校評価の結果と改善策について

 評価項目につきましては,全ての項目で平均値「3.0」以上であり,改善が図られ成果が上がっている面が見られます。しかし,評価項目によっては継続的な指導が必要な部分もあり,次年度はそれらの点について本年度の指導の継続と同時に,改善を図っていきます。

(1) 学校生活や対人関係の充実に向けた取組(情報の共有・連携)

  •  本年度重点項目として取り組んできたものの一つです。本年度の取組を継続して実践していくと同時に,職員間で,児童生徒の指導や支援等に関する情報交換の機会の充実を図り,学部間の連携を深め,より多くの視点で支えていきます。また,視覚障害等に関する情報共有や研修の充実を図り,より専門性のある指導に努めていきます。
  •  現行の年3回(5・11・2月)の教育相談を活用し,児童生徒の成長や課題を共有し,実態に応じたより充実した積極的な指導を目指します。また 充実感や達成感をもてる少人数に対応した授業の実践に向けて 職員間で授業を相互に参観するなどして,指導の専門性向上に努めていきます。

(2) 進路指導,キャリア教育

  •  日常生活や教育課程全体を通して挨拶や言葉遣いなど,マナーやコミュニケーションに関する基礎的な知識や態度を繰り返し指導していくと同時に,児童生徒が自らのコミュニケーションの仕方について考える機会をつくっていきます。
  •  児童生徒や保護者との教育相談をより充実させ,個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し,それを土台として学習計画と実践を進めていきます。また,学級便り,進路便り,学級・学部PTA,教育相談等では,指導の経過や結果課題をお伝えし,共有できるように努めます。
  •  学校の教育活動全体を通じて,児童生徒の発達段階に応じた組織的・系統的な指導となるようキャリア教育を進めていきます。

(3) 学校評価の形式や実施方法

  •  学校評価の形式の面で,評価者の人数が少ないために,評価者が特定されてしまい意見が出しづらいという御意見がありました。学校評価の取組を充実させていくためにも,児童生徒や保護者の方が意見を出しやすい環境を整えたいと考えています。そのため,従来の学校評価に加え,評価内容に対しての具体的な説明や改善策等を自由筆記で書いていただく評価用紙(無記名)も検討しています。また,児童生徒につきましても,学校評価の実施に当たり,実態に合わせた事前指導を行います。

(4) 児童生徒,保護者による学校評価の結果

ア 保護者 評価結果(対象数25 回収数25)

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
学校は,学校目標や取組を学校便り,週報,ホームページ等で分かりやすく伝えている。 15 3.6
学校は,特色ある教育活動(学校行事・学部行事等)を行っている。 16 3.6
学校は,教室や掲示板等の設営・展示等が工夫され,施設・設備を活用した教育活動を行っている。 16 3.6
学校は,児童生徒の健康安全や事故防止等に十分配慮し,安心して生活できるようにしている。 16 3.6
学校は,地域や家庭に開かれた学校づくり(交流学習,学校行事,学校訪問受け入れ等)を積極的に進めている。 13 11 3.5
学校は,児童生徒に基礎・基本の学力を付ける指導をしている。 14 11 3.6
学校は,給食指導をはじめ,家庭での「食の指導」にも積極的に取り組んでいる。 19 3.8
教師は,日ごろの児童生徒の生活や学習の様子を保護者によく知らせている。 15 3.6
教師は,協力し合って児童生徒の教育活動を行っている。 15 10 3.6
10 教師は,個別の教育支援計画や個別の指導計画について,分かりやすく説明している。 14 11 3.6
11 教師は,児童生徒のことで,保護者の悩みや相談したことについて適切に対応している。 16 3.6
12 教師は,分かりやすい授業をしている。 10 13 3.4
13 教師は,将来の進路などについて,適切に指導している。 15 3.3
14 児童生徒は,学校に行くことを楽しみにしている。 11 11 3.3
15 児童生徒は,友人関係で悩んでいる様子はない。 12 10 3.4
16 児童生徒は,人や生き物等に対して,思いやりのある心が育っている。 15 10 3.6

イ 寄宿舎保護者 評価結果(対象数13 回収数13)

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
寄宿舎は,寄宿舎生が親睦を深められるような行事(歓迎会や送別会,季節の行事等)を行っている。 11 3.8
寄宿舎は学習環境や生活環境が整っている。 3.7
寄宿舎は,寄宿舎生の健康状態の把握や安全面に十分配慮し,安心して生活できるようにしている。 10 3.8
寄宿舎指導員は,寄宿舎生のことで,保護者の悩みや相談したことについて適切に対応している。 3.6
寄宿舎生は,充実した寄宿舎生活を送っている。 3.5

ウ 児童生徒 評価結果(対象数26 回収数26)

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
学校は,学校目標やその取組を全校・学部集会や学校便り,学校ホームページ等で分かりやすく伝えている。 12 12 3.4
学校は,特色のある行事(学校行事や学部行事等)を行っている。 18 3.6
学校は,学習に必要な物や施設・設備がそろっている。 18 3.6
学校は,皆さんの健康や事故防止・安全に気を配り,安心して生活できるようにしている。 14 11 3.5
学校は,地域や家庭に開かれた学校づくり(臨床実習,校外実習,学校行事,学校訪問の受け入れ等)を積極的 に進めている。 14 10 3.4
学校は,皆さんに基礎・基本の学力を付けるための指導をしている。 17 3.6
学校は,給食指導や通信の発行等を通して「食の指導」に関する情報を発信している。 14 12 3.5
学校は,保護者や地域の方々に,学校の取組や行事などについて情報の提供をしている。 12 13 3.4
先生たちは,皆さんの教育活動が円滑にいくように配慮している。 18 3.7
10 先生たちは,皆さん一人一人に応じた指導をしている。 16 3.5
11 先生たちは,皆さんの相談に応じている。 15 3.4
12 先生たちは,皆さんが分かりやすい授業をしている。 15 10 3.5
13 先生たちは,皆さんの将来の進路などについて,分かりやすく,指導している。 12 3.1
14 私たちは,充実した学校生活を送っている。 15 3.3

エ 寄宿舎児童生徒 評価結果(対象数13 回収数13)

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
寄宿舎は,皆さんが親睦を深めるような行事(歓迎会や送別会,季節の行事等)を行っている。 3.7
寄宿舎は,学習環境や生活環境が整っている。 3.2
寄宿舎は,皆さんの健康や安全に気を配り,安心して生活できるようにしている。 3.2
寄宿舎の先生たちは,皆さんの相談に応じている。 3.0
私は,充実した寄宿舎生活を送っている。 3.0

4 職員による全体評価の結果と改善策について

 評価項目につきましては,全ての項目で平均値「3.0」以上であり,全般的に「良好」でした。
 なお,寄せられた意見等の中で,改善できる内容については,次のように改善しています。

(1) 情報の共有

 本年度の重要項目であった「学校生活や対人関係の充実に向けた取組」については,職員朝会や職員会議,学部会等における議題の精選や会の進め方の工夫により,児童生徒の情報 交換の時間を設けてきました。このことにより,学部間での児童生徒の情報の共有化が進み,実態に応じた指導や支援,他学部の職員からの言葉掛けなどが進んできました。
 来年度は,この情報交換の時間に研修報告等も行い,視覚障害に関する情報等の共有に取り組み,さらに専門性のある指導に努め,児童生徒の学校生活の充実を目指していきます。

(2) 心に届く指導

 児童生徒の心に届く指導を目指して,児童生徒や保護者との年3回の教育相談以外にも,状況に応じて適宜,教育相談を行い,お互いの思いが「心に届く指導」を目指していきます 。また,このような取組を通して,自己有用感(人の役に立つ喜び,人から感謝される喜び,人から認められる喜び)の育成に努めていきます。

(3) キャリア教育

 日常生活や教育課程全体を通して,挨拶や言葉遣いなど,マナーやコミュニケーションに関する基礎的な知識や態度を繰り返し指導していくとともに,児童生徒が自らのコミュニケ ーションの仕方について考える機会をつくるように努めます。
 また,教育相談を基に,児童生徒・保護者と個別の教育支援計画や個別の指導計画等を作成し,学習計画や実践を行っていきます。指導の経過や成果についても,共有できるように努め ます。
 他学部との連携という面では,本年度作成した年間指導計画一覧表を活用し,系統的な指導に努めるとともに,職員間の授業参観などを積極的に進めていきます。

(4) 職員用評価結果

学校経営

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
あなたは,学校教育目標を理解し,目指す学校像を実践しているか。 14 57 3.2
あなたは,目指す児童生徒像や教師像を理解し実践しているか。 15 56 3.2
あなたは,学校経営方針,努力点(再発防止検討委員会の取組を含む)を理解して実践しているか。 18 53 3.3
校務分掌組織は,各主任を中心に組織として効率的に機能しているか。 20 50 3.3
学校は,保護者,地域,関係機関等との連携がうまく機能しているか。 23 47 3.3
管理職は,学校全体の状況を把握し,適宜指導や助言等を行い,学校の改革・改善に率先して取り組んでいるか 。 33 37 3.5
公文書や連絡事項は,適切に処理され,円滑に機能しているか。 24 47 3.3

教務

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
各学部,寄宿舎との連携を図り,学校全般に関する校務や小中高の一貫した指導に生かしているか。 16 52 3.2
教育課程に即した時間割の運営と次年度の教育課程の編成を計画的に進めているか。 26 43 3.4
教科書給与事務や諸表簿の運用,管理が適切に行われているか。 29 40 3.4
交流及び共同学習を通して,経験を広げ,社会性を養い,豊かな人間性を育てているか。 23 45 3.3
情報・視聴覚関連機器等の点検,保守及び管理,効果的で円滑な活用をしているか。 25 42 3.4
各種研修(テーマ研修,一般研修,転入者研修等)を通じて,視覚障害教育の専門性を高めているか。 26 43 3.4
基本的人権を尊重し,一人ひとりを大切にする人権同和教育の推進に努めているか。 26 41 3.3
PTA事業や同窓会活動において,会員相互の親睦を図り,活動が活発に行われているか。 25 43 3.3
公文の紹介や学校だよりの発行,ホームページ掲載による広報活動が行われているか。 29 40 3.4

生活指導

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
心に届く生徒指導及び教育相談を行い,家庭との連携を図り,豊かな人間関係の構築ができているか。 17 52 3.2
儀式の意義を理解させ,厳粛なうちにも喜びあふれる思い出深い儀式になるように努めることができているか。 26 43 3.4
文化祭の計画立案や準備,運営を円滑に進めているか。 23 43 3.3
一日遠足・宿泊学習・修学旅行を実施することによって,見聞を広め,社会自立に向けての経験を豊かにすると ともに児童生徒・教師 の親睦を深めることができているか。 30 39 3.4
児童生徒の実態に応じて読書意欲を高め,学習情報センターとしての環境作りに努めているか。 25 44 3.4
保護者やバス運行会社との連携を図り,児童生徒が安全に通学できるように支援できているか。 21 48 3.3

進路指導

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
進路指導資料の整備を図り,効果的な情報提供に努めているか。 18 48 3.3
各行事や進路相談等を通して,児童生徒や保護者の進路に対する意識を高められているか。 21 45 3.3
家庭・関係機関との連携を図り,進路に関する情報収集・情報提供,実習先・進路先開拓に努めているか。 28 38 3.4

保健指導

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
健康診断や各種検査及び健康相談等が計画的に実施され,児童生徒の健康指導に役立てられているか。 34 34 3.5
避難経路や防災整備について職員研修や避難訓練を通して理解を深め,不測の事態に備えて適切な措置体制がと られているか。 34 33 3.5
体育指導や部活動等を通して,児童生徒の心身の健康や体力の向上に努めているか。 26 42 3.4
学校給食を通して,基本的な食習慣の育成と食に関する意識の向上に努めるとともに,寄宿舎・家庭との連携が 図れているか。 37 31 3.5
他の係と連携・協力し,年間を通して校内美化の推進に努めているか。 31 37 3.5

自立活動

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
児童生徒の的確な実態把握に基づいた自立活動の目標設定や活動,評価がなされているか。 18 49 3.3
自立活動に関する研修や情報交換を積極的に行い,機器,諸用具の管理と効果的な活用を図れているか。 19 46 3.2
自立活動部の各係,教育支援部との連携がなされ,協力して対応できているか。 20 47 3.3

教育支援

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
ケース会議を実施し,児童生徒一人一人のニーズや支援目標,具体的支援方法等について共通理解を図れている か。 29 36 3.4
視覚に障害のある幼児児童生徒及び成人の教育相談や,就学・就労相談等にも応じ,適切な指導や情報提供等を 行っているか。 28 39 3.4
地域の児童生徒,中途視覚障害者並びに関係機関等への啓発活動に努めているか。 22 45 3.3

寄宿舎

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
職員研修を通して専門性を高めるとともに,家庭や各学部と連携を図り,寄宿舎生の指導・支援の充実に努めて いるか。 18 48 3.3
寄宿舎生の健康管理に留意し,親睦が深まるような行事・自治活動の推進に努めているか。 31 35 3.5
環境美化作業や避難訓練等を実施し,環境整備や安全体制の充実に努めているか。 38 28 3.6

事務

評価項目 評価4 評価3 評価2 評価1 評価平均
安全・安心な学習環境を確保するために施設・設備の管理運営を適切に行っているか。 36 32 3.5
丁寧な接客や電話対応に努めているか。 38 29 3.6
文書や学校徴収金等の管理は,県の規程に基づき適切に行っているか。 38 30 3.6
就学奨励費の制度や支払い事務について,児童生徒や保護者に対し,的確に情報を提供しているか。 38 30 3.6

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