今回の避難訓練は，地震後に厨房より出火して火災が発生する想定で，児童生徒への予告無しで実施しました。
　火災の状況と風向きにより，体育館やグラウンド方面への避難経路が通れないことを想定し，通路に散乱する障害物を避けながら風上側の正面玄関付近に避難しました。
　児童生徒にとって，通常避難している体育館やグラウンドでなく，正面玄関へ避難することは今回が初めてでしたが，放送や先生の指示によく従い，混乱なく落ち着いて避難することができました。
　また，今回は負傷者の発生も想定し，職員による校内検索と救助の訓練も行いました。
　トランシーバーの通信状況が悪い場面では，声を掛けて近くの者と連携するなど，迅速に検索箇所の分担や検索結果の報告，負傷者の発見・救助の目的を達成することができました。
　７月に喜入沖で発生した震度５強の地震では，本校も大きく揺れ，児童生徒にはまだその印象が強く残っています。
　そのため，今回の訓練では，地震による火災を身近な問題として捉え，訓練に真剣に参加する様子が見られました。児童生徒から７月の地震の話題も多く出ていました。
　いざという時に備え，良い確認ができました。

二学期避難訓練１	二学期避難訓練２