平成30年9月10日(月) 避難訓練(地震・火災)の実施

公開日 2018年09月10日

 地震が発生し,その影響で電線がショートし,職員室横の給湯室から出火するという想定の避難訓練を実施しました。今回の訓練は生徒への予告は無かったため,急に鳴り響く非常ベルや緊急放送に焦りを感じたと思いますが,職員の指示に従い,しっかりと避難することができていました。

 今回の訓練では,職員が一人行方不明になるという設定にしており,不明者を検索して救出する職員の動きも確認することができました。男子更衣室で資材の下敷きになって倒れている男性職員を発見し,無事に避難場所まで搬送することができました。

 訓練の後は,消防の方から講話をいただきました。その中で災害時に大事な「自助・共助・公助」について教わりました。「自助」は災害時に自分自身の命は自分で守るということ。「共助」は周りの人と力をあわせて助け合うこと。「公助」は公的機関(消防・警察など)が個人や地域では解決できない災害の問題を解決することを言います。どうしても災害時に消防が駆けつけるまでに時間がかかってしまうので,それまでの間は自分たちで安全を確保したり,避難したりする「自助・共助」がとても大事だとおっしゃっていました。普段から自然災害が発生したらどのような行動をとれば良いか,避難はどこにすれば良いか,学校内だけではなく,通勤・通学途中や家など様々な状況での自然災害発生時の行動を考えていきたいと思います。

 また,この避難訓練にあわせて,翌日の給食では非常食を食べました。メニューは,非常食用のカレー,カルフィッシュ,ミネラルウォーター,バナナ,そして炊き出しを想定したポタージュスープでした。食堂に入って自分で食事を取りに行き,なかなか食べる機会のない非常食を味わいながら食べていました。

 二日間にわたり,緊急避難時の場面を想定して,とても充実した内容の訓練ができました。

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行方不明者発見の様子 負傷者搬送の様子
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消防士からの講話 非常食給食の様子

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