公開日 2022年04月06日
令和4年度県立桜丘養護学校の教育
1 学校教育目標
人権を尊重した教育のもと,一人一人の良さや可能性を伸ばし,豊かな生活や自立と社会参加に向け
て主体的に生きる力を身につける児童生徒を育成する。
校訓 「あかるく」 「かしこく」 「たくましく」
2 めざす児童生徒の姿
「あかるく」・・周りの人と喜びや楽しさをともに分かち合い,前向きに歩む子ども
「かしこく」・・確かな学力や生きる力を高め,学びを楽しむ子ども
「たくましく」・・健やかな心と体を育み,新たな目標に挑戦する子ども
3 めざす学校の姿
「人権の尊重」・・児童生徒の人格・人権を尊重し,心に寄り添う指導と支援を行う学校
「健康・安全」・・健康で安全に学習活動ができ,保護者が安心して任せられる学校
「丁寧な教育」・・一人一人のニーズを多面的・総合的に把握し,丁寧な教育につなげる学校
「夢と希望」・・児童生徒・保護者の夢や希望を大切にし,一貫性のある指導を推進する学校
「地域支援」・・特別支援教育のセンターとして地域に開かれ,地域の子どもを支援する学校
4 めざす教職員の姿
「専門性」・・専門性の向上をめざし,児童生徒の成長・発達を支える研修に努める教職員
「同僚性」・・同僚性を発揮し,守り守られ育て育てられる関係性を大切にする教職員
「信頼性」・・児童生徒への愛と共感にあふれ,保護者や地域から信頼される教職員
5 今年度の重点目標(桜養プラン)
(1) 人権尊重に基づいた指導態勢を整えるとともに,教育相談等を通じて児童生徒や保護者の思いを深く受
け止め,発達段階や特性に応じた丁寧なかかわり合いを進める。
(2) 危機管理マニュアルの整備と具体的な対応の習熟を図るとともに,ヒヤリハットの早期の共有化と再
発防止を図る。
(3) 命と健康を大切にする指導を充実し,健康の保持増進と安心・安全な施設設備の整備に取り組むとと
もに,保健指導・安全指導の更なる充実を図る。
(4) 保護者,看護師,主治医,療育機関などとの連携の下,医療的ケアと訪問教育等の充実を図るととも
に,自立活動の指導の専門性を高める。
(5) 個別の教育支援計画及び指導計画のPDCAサイクルを充実し,授業等への活用を促進するととも
に,一人一人の合理的配慮を明確にし,個のニーズに応じた支援を充実させる。
(6) キャリア教育の段階や指導の観点をもとに,学部・学級間の交流や合同学習等を工夫・充実させ, 児
童生徒の一人一人の夢や希望を大切にした系統的かつ継続的な進路指導を進める。
(7) 幼・保・小・ 中・高等学校等への支援の充実や交流及び共同学習,ボランティア活動などを継続し,セン
ター的機能の充実やインクルーシブ教育社会の実現に向けた取組を継続する。
(8) ICT機器の効果的な活用による主体的・対話的で深い学びを目指した指導法の改善・充実を図るととも
に,ICT機器の操作等の専門性を 高めるための研修を充実させる。
(9) 保護者や地域,関係機関との連携を深め,開かれた学校づくりに取り組むとともに,校内外の学校評価
を計画的・効果的に進めることで,具体的な改善を図る。
(10) 業務の「簡素化」「効率化」「意識化」を踏まえた業務改善を継続し,心身ともに健康でやりがいを
感じながら職務を遂行できる環境づくりに取り組む。
(11) 鹿児島市南部地区特別支援学校への移転に伴う諸課題に取り組み,移転業務を計画的に推進する。