本校では看護師が配置され，痰の吸引や経管栄養を中心とした医療的ケアを実施しています。

　たんの吸引や鼻腔や胃ろう部から管を通して栄養剤を注入する経管栄養など，在宅で家族が日常的に行っている医療的生活支援行為を，医師法上の「医療行為」と区別して「医療的ケア」と呼んでいます。
　本校でも，平成21年度から看護師が配置され，医療的ケアを必要とする児童生徒が，安心して学校生活を送ることができるようになりました。

　本校に在籍する医療的ケアを必要とする児童生徒に対して，配置された看護師を中心に治療を目的としない医療的ケアを行い，充実した学校生活を保障し，健康の保持を図り，社会的自立を目指す。

　医療的ケアを必要とし，保護者から依頼のあった児童生徒のうち，校内委員会の協議を経て学校長が決定した者。

　医師の指示のもとで看護師が実施できることのうち，保護者が家庭で実施している内容と範囲に限り，必要な手続きの後，学校長が指示すること。