Q19 地球の自転や公転による天体の動き方
 地球の自転や公転による天体の動き方を理解するためには,自分の視点を地球上に置いて思考することが必要になりますが,生徒にとっては難しいようです。自分の視点を地球上に移動させて,天体の動きを実感させる方法はありませんか。
 A

 ここでは,地球が動いたら地球上にいる自分には天体がどう動くように見えるかという,視点を移動させて考える力を身に付けさせる必要があります。
そこで,発泡ポリスチレン球を使った下図のような地球モデルと,丸形電球で作った太陽モデルを使って,繰り返し天体がどのように動いて見えるかを,体験させてはどうでしょうか。
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(使い方の例)
@ マニラボールの一辺に自分の目を近付け,見たい方角を見る。マニラボールが自分の立っている地面に相当する。
A 発泡ポリスチレン球を回して,自転させる。
B 丸形電球を太陽に見立て,日の入りや日の出を再現させる。




 Q20 季節ごとの太陽の光の当たり方の違

 季節ごとの太陽の光の当たり方の違いを調べる実験を行うとき,気を付けることは何ですか。
 A

 この実験は,下図のように分度器のコピーを張った台紙を日本付近に立て,影を作って太陽の南中高度を測定しようとするものです。
 この実験では,分度器のコピーを張った台紙を曲面に対して垂直に立てることと,測定地点に平行光を当てることが大切です。
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