【6年単元:電流のはたらき】実験名:クリップモーターづくり
【教科書実験】
<考慮すべきこと・ノウハウ<>
・ クリップモーターはクリップが鉄心となるために磁力が大きく,うまくいくと回る力が大きい。
・ 回る原理は,永久磁石と電磁石の反発による。したがって,常にコイルに電流が流れると同じ極になり,永久磁石と引き合い,回転しない。
・ したがって,半回転したら電池が切れ反動で回るようにする必要がある。
 そのために,導線の端の一方は全部被膜を剥いてもよいが,もう一方は半分だけ被膜をはぐことが大切である。
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・ 基本的には,コイルと永久磁石との距離を近付けると影響が大きくなり反発しやすいが,鉄心を入れている場合には,電流が流れないとき,永久磁石と鉄心が引き合ってしまうので加減が必要である。
・ 重さのバランスが大切なので,中央横からコイルが横に出るように配置する。
・ 回すときは,磁石を少しずつ動かして,導線が逃げようとするところを見付けるようにする。
・ 乗せ台のクリップは,丸めて小さな穴を作り,そこに入れるようにする。そのことで,導線が安定して回るようになる。
・ 新しい方式のクリップモーター(Q&Aにリンク)