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 中学校保健体育 センターイラスト鹿児島県総合教育センター
体育分野
平成22年3月更新 
  体育分野の指導
目 標   心と体を一体としてとらえ,運動や健康・安全についての理解と運動の合理的な実践を通して,生涯に
わたって運動に親しむ資質や能力を育てるとともに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向
上を図り,明るく豊かな生活を営む態度を育てる。
第1学年及び第2学年

目 標
(1)  運動の合理的な実践を通して,運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに,知識
  や技能を身に付け,運動を豊かに実践することができるようにする。

(2)  運動を適切に行うことによって,体力を高め,心身の調和的発達を図る。

(3)  運動における競争や協同の経験を通して,公正に取り組む,互いに協力する,自己の役割を果た
  すなどの意欲を育てるとともに,健康・安全に留意し,自己の最善を尽くして運動をする態度を育て
  る。
第3学年  

目 標
(1)  運動の合理的な実践を通して,運動の楽しさや喜びを味わうとともに,知識や技能を高め,生涯に
  わたって運動を豊かに実践することができるようにする。

(2)  運動を適切に行うことによって,自己の状況に応じて体力の向上を図る能力を育て,心身の調和的
  発達を図る。

(3)  運動における競争や協同の経験を通して,公正に取り組む,互いに協力する,自己の責任を果た
  す,参画するなどの意欲を育てるとともに,健康・安全を確保して,生涯にわたって運動に親しむ態度
  を育てる。
第1学年及び第2学年

内 容
A  体つくり運動
(1)  次の運動を通して,体を動かす楽しさや心地よさを味わい,体力を高め,目的に適した運動を身に付け,
 組み合わせることができるようにする。
  ア  体ほぐしの運動では,心と体の関係に気付き,体の調子を整え,仲間と交流するための手軽な運動や
  律動的な運動を行うこと。
  イ  体力を高める運動では,ねらいに応じて,体の柔らかさ,巧みな動き,力強い動き,動きを持続する能
  力を高めるための運動を行うとともに,それらを組み合わせて運動の計画に取り組むこと。
(2)  体つくり運動に積極的に取り組むとともに,分担した役割を果たそうとすることなどや,健康・安全に気を
 配ることができるようにする。
(3)  体つくり運動の意義と行い方,運動の計画の立て方などを理解し,課題に応じた運動の取り組み方を工
 夫できるようにする。

B  器械運動
(1)  次の運動について,技ができる楽しさや喜びを味わい,その技がよりよくできるようにする。
  ア   マット運動では,回転系や技巧系の基本的な技を滑らかに行うこと,条件を変えた技,発展技を行うこ
   と,それらを組み合わせること。
  イ  鉄棒運動では,支持系や懸垂系の基本的な技を滑らかに行うこと,条件を変えた技,発展技を行うこ
   と,それらを組み合わせること。
  ウ 平均台運動では,体操系やバランス系の基本的な技を滑らかに行うこと,条件を変えた技,発展技を行
   うこと,それらを組み合わせること。
  エ 跳び箱運動では,切り返し系や回転系の基本的な技を滑らかに行うこと,条件を変えた技,発展技を行
   うこと。 
(2)  器械運動に積極的に取り組むとともに,よい演技を認めようとすること,分担した役割を果たそうとすること
  などや,健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)  器械運動の特性や成り立ち,技の名称や行い方,関連してまる体力などを理解し,課題に応じた運動
 の取り組み方を工夫できるようにする。

C  陸上競技
(1)  次の運動について,記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい,基本的な動きや効率のよい動きを身に
 付けることができるようにする。
  ア  短距離走・リレーでは,滑らかな動きで速く走ること,長距離走では,ペースを守り一定の距離を走るこ
   と,ハードル走では,リズミカルな走りから滑らかにハードルを越すこと。
  イ 走り幅跳びでは,スピードに乗った助走から素早く踏み切って跳ぶこと,走り高跳びでは,リズミカルな助
   走から力強く踏み切って大きな動作で跳ぶこと。
(2)  陸上競技に積極的に取り組むとともに,勝敗などを認め,ルールやマナーを守ろうとすること,分担した役
 割を果たそうとすることなどや,健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)   陸上競技の特性や成り立ち,技術の名称や行い方,関連してまる体力などを理解し,課題に応じた運
 動の取り組み方を工夫できるようにする。

D  水  泳
(1)  次の運動について,記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい,泳法を身に付けることができるように
  する。
  ア  クロールでは,手と足,呼吸のバランスをとり速く泳ぐこと。
  イ  平泳ぎでは,手と足,呼吸のバランスをとり長く泳ぐこと。
  ウ 背泳ぎでは,手と足,呼吸のバランスをとり泳ぐこと。
  エ バタフライでは,手と足,呼吸のバランスをとり泳ぐこと。
(2)   水泳に積極的に取り組むとともに,勝敗などを認め,ルールやマナーを守ろうとすること,分担した役割
  を果たそうとすることなどや,水泳の事故防止に関する心得など健康・安全に気を配ることができるように
  する。
(3) 水泳の特性や成り立ち,技術の名称や行い方,関連してまる体力などを理解し,課題に応じた運動
  の取り組み方を工夫できるようにする。

E  球 技
(1)  次の運動について,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,基本的な技能や仲間と連携した動きでゲームが展
  開できるようにする。
  ア  ゴール型では,ボール操作や空間に走り込むなどの動きによってゴール前での攻防を展開すること。
  イ  ネット型では,ボールや用具の操作と定位置に戻るなどの動きによって空いた場所をめぐる攻防を展開
  する こと。
  ウ  ベースボール型では,基本的なバット操作と走塁での攻撃,ボール操作と定位置での守備などによって
  攻防を展開すること。
(2)  球技に積極的に取り組むとともに,フェアなプレイを守ろうとすること,分担した役割を果たそうとすること,
 作戦などについての話合いに参加しようとすることなどや,健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)  球技の特性や成り立ち,技術の名称や行い方,関連してまる体力などを理解し,課題に応じた運動の
 取り組み方を工夫できるようにする。

F  武 道
(1)  次の運動について,技ができる楽しさや喜びを味わい,基本動作や基本となる技ができるようにする。
  ア  柔道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,投げたり抑えたりするなどの攻
  防を展開すること。
  イ  剣道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,打ったり受けたりするなどの攻
  防を展開すること。
  ウ  相撲では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,押したり寄ったりするなどの攻
  防を展開すること。
(2)  武道に積極的に取り組むとともに,相手を尊重し,伝統的な行動の仕方を守ろうとすること,分担した役
 割を果たそうとすることなどや,禁じ技を用いないなど健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)  武道の特性や成り立ち,伝統的な考え方,技の名称や行い方,関連してまる体力などを理解し,課題
 に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

G ダンス
(1)  次の運動について,感じを込めて踊ったりみんなで踊ったりする楽しさや喜びを味わい,イメージをとらえ
  た表現や踊りを通した交流ができるようにする。
  ア   創作ダンスでは,多様なテーマから表したいイメージをとらえ,動きに変化を付けて即興的に表現した
   り,変化のあるひとまとまりの表現にしたりして踊ること。
  イ   フォークダンスでは,踊り方の特徴をとらえ,音楽に合わせて特徴的なステップや動きで踊ること。
  ウ  現代的なリズムダンスでは,リズムの特徴をとらえ,変化のある動きを組み合わせて,リズムに乗って
   全身で踊ること。
(2)  ダンスに積極的に取り組むとともに,よさを認め合おうとすること,分担した役割を果たそうとすることなど
 や,健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)  ダンスの特性,踊りの由来と表現の仕方,関連してまる体力などを理解し,課題に応じた運動の取り組
 み方を工夫できるようにする。

H 体育理論
(1)  運動やスポーツが多様であることについて理解できるようにする。
  ア   運動やスポーツは,体を動かしたり,健康を維持したりするなどの必要性や,競技に応じた力を試すな
   どの楽しさから生みだされ発展してきたこと。
  イ   運動やスポーツには,行うこと,見ること,支えることなどの多様なかかわり方があること。
  ウ   運動やスポーツには,特有の技術や戦術があり,その学び方には一定の方法があること。
(2)  運動やスポーツの意義や効果などについて理解できるようにする。
  ア   運動やスポーツは,身体の発達やその機能の維持,体力の向上などの効果や自信の獲得,ストレスの
   解消などの心理的効果が期待できること。
  イ   運動やスポーツは,ルールやマナーについて合意したり,適切な人間関係を築いたりするなどの社会
   性を高める効果が期待できること。
  ウ   運動やスポーツを行う際は,その特性や目的,発達の段階や体調などを踏まえて運動を選ぶなど,健
   康・安全に留意する必要があること。
第3学年  

内 容
A  体つくり運動
(1)  次の運動を通して,体を動かす楽しさや心地よさを味わい,健康の保持増進や体力の向上を図り,目的に
  適した運動の計画を立て取り組むことができるようにする。
  ア  体ほぐしの運動では,心と体は互いに影響し変化することに気付き,体の状態に応じて体の調子を整え,
   仲間と積極的に交流するための手軽な運動や律動的な運動を行うこと。
  イ   体力を高める運動では,ねらいに応じて,健康の保持増進や調和のとれた体力の向上を図るための運
   動の計画を立て取り組むこと。
(2)  体つくり運動に自主的に取り組むとともに,体力の違いに配慮しようとすること,自己の責任を果たそうとす
  ることなどや,健康・安全を確保することができるようする。
(3)  運動を継続する意義,体の構造,運動の原則などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫
  できるようにする。

B  器械運動
(1)  次の運動について,技ができる楽しさや喜びを味わい,自己に適した技で演技することができるようにする。
  ア   マット運動では,回転系や技巧系の基本的な技を滑らかに安定して行うこと,条件を変えた技,発展技を
   行うこと,それらを構成し演技すること。
  イ  鉄棒運動では,支持系や懸垂系の基本的な技を滑らかに安定して行うこと,条件を変えた技,発展技を
   行うこと,それらを構成し演技すること。
  ウ 平均台運動では,体操系やバランス系の基本的な技を滑らかに安定して行うこと,条件を変えた技,発展
   技を行うこと,それらを構成し演技すること。
  エ 跳び箱運動では,切り返し系や回転系の基本的な技を滑らかに安定して行うこと,条件を変えた技,発展
  技を行うこと。 
(2)  器械運動に自主的に取り組むとともに,よい演技を讃えようとすること,自己の責任を果たそうとすることな
 どや,健康・安全を確保することができるようにする。
(3)  技の名称や行い方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組み
 方を工夫できるようにする。

C  陸上競技
(1)  次の運動について,記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい,各種目特有の技能を身に付けることがで
  きるようにする。
  ア   短距離走・リレーでは,中間走へのつなぎを滑らかにするなどして速く走ること,長距離走では,自己に適
   したペースを維持して走ること,ハードル走では,スピードを維持した走りからハードルを低く越すこと。
  イ 走り幅跳びでは,スピードに乗った助走から力強く踏み切って跳ぶこと,走り高跳びでは,リズミカルな助
  走から力強く踏み切り滑らかな空間動作で跳ぶこと。
(2)   陸上競技に自主的に取り組むとともに,勝敗などを冷静に受け止め,ルールやマナーを大切にしようとす
  ること,自己の責任を果たそうとすることなどや,健康・安全を確保することができるようにする。
(3)   技術の名称や行い方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組
  み方を工夫できるようにする。

D  水  泳
(1)   次の運動について,記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい,効率的に泳ぐことができるようにする。
  ア   クロールでは,手と足,呼吸のバランスを保ち,安定したペースで長く泳いだり速く泳いだりすること。
  イ   平泳ぎでは,手と足,呼吸のバランスを保ち,安定したペースで長く泳いだり速く泳いだりすること。
  ウ  背泳ぎでは,手と足,呼吸のバランスを保ち,安定したペースで泳ぐこと。
  エ  バタフライでは,手と足,呼吸のバランスを保ち,安定したペースで泳ぐこと。
  オ  複数の泳法で泳ぐこと,又はリレーをすること。
(2)   水泳に自主的に取り組むとともに,勝敗などを冷静に受け止め,ルールやマナーを大切にしようとすること,
  自己の責任を果たそうとすることなどや,水泳の事故防止に関する心得など健康・安全を確保することができ
  るようにする。
(3)  技術の名称や行い方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組
  み方を工夫できるようにする。

E  球 技
(1) 次の運動について,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,作戦に応じた技能で仲間と連携しゲームが展開で
  きるようにする。
  ア   ゴール型では,安定したボール操作と空間を作りだすなどの動きによってゴール前への侵入などから攻
   防を展開すること。
  イ ネット型では,役割に応じたボール操作や安定した用具の操作と連携した動きによって空いた場所をめ
   ぐる攻防を展開すること。
  ウ ベースボール型では,安定したバット操作と走塁での攻撃,ボール操作,連携した守備などによって攻防
   を展開すること。
(2) 球技に自主的に取り組むとともに,フェアなプレイを大切にしようとすること,自己の責任を果たそうとする
  こと,作戦などについての話合いに貢献しようとすることなどや,健康・安全を確保することができるようにす
  る。
(3)   技術の名称や行い方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組
  み方を工夫できるようにする。

F  武 道
(1) 次の運動について,技を高め勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,得意技を身に付けることができるように
  する。
  ア  柔道では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技,得意技や連絡技を用いて,相手を
   崩して投げたり,抑えたりするなどの攻防を展開すること。
  イ   剣道では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技や得意技を用いて,相手の構えを崩
   し,しかけたり応じたりするなどの攻防を展開すること。
  ウ   相撲では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技や得意技を用いて,相手を崩し,投
   げたりひねったりするなどの攻防を展開すること。
(2)  武道に自主的に取り組むとともに,相手を尊重し,伝統的な行動の仕方を大切にしようとすること,自己の
 責任を果たそうとすることなどや,健康・安全を確保することができるようにする。
(3)  伝統的な考え方,技の名称や見取り稽古の仕方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の
 課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

G ダンス
(1) 次の運動について,感じを込めて踊ったり,みんなで自由に踊ったりする楽しさや喜びを味わい,イメージを
  深めた表現や踊りを通した交流や発表ができるようにする。
 ア  創作ダンスでは,表したいテーマにふさわしいイメージをとらえ,個や群で,緩急強弱のある動きや空間の
   使い方で変化を付けて即興的に表現したり,簡単な作品にまとめたりして踊ること。
 イ    フォークダンスでは,踊り方の特徴をとらえ,音楽に合わせて特徴的なステップや動きと組み方で踊るこ
   と。
 ウ  現代的なリズムのダンスでは,リズムの特徴をとらえ,変化とまとまりを付けて,リズムに乗って全身で踊
   ること。
(2) ダンスに自主的に取り組むとともに,互いの違いやよさを認め合おうとすること,自己の責任を果たそうとす
  ることなどや,健康・安全を確保することができるようにする。
(3) ダンスの名称や用語,踊りの特徴と表現の仕方,体力の高め方,交流や発表の仕方などを理解し,自己の
  課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

H 体育理論
(1) 文化としてのスポーツの意義について理解できるようにする。
  ア   スポーツは文化的な生活を営み,よりよく生きていくために重要であること。
  イ  オリンピックや国際的なスポーツ大会などは,国際親善や世界平和に大きな役割を果たしていること。
  ウ   スポーツは,民族や国,人種や性,障害の違いなどを超えて人々を結び付けていること。
内容の取扱い
(1)  内容の各領域については,次のとおり取り扱うものとする。
  ア   第1学年及び第2学年においては,「A体つくり運動」から「H体育理論」までについては,すべての生徒
  に履修させること。その際,「A体つくり運動」から「H体育理論」までについては,2学年にわたって履修さ
  せること。
  イ   第3学年においては,「A体つくり運動」及び「H体育理論」については,すべての生徒に履修させるこ
   と。「B器械運動」「C陸上競技」「D水泳」及び「Gダンス」についてはこれらの中から一以上を,「E球技」及
   び「F武道」についてはこれらの中から一以上をそれぞれ選択して履修できるようにすること。
(2)  内容の「A体つくり運動」から「H体育理論」までに示す事項については,次のとおり取り扱うものとする。
  ア   「A体つくり運動」の(1)のアの運動については,「B器械運動」から「Gダンス」までにおいても関連を図っ
   て指導することができるとともに,心の健康など保健分野との関連を図ること。また, 「A体つくり運動」の
   (1)のイの運動については,第1学年及び第2学年においては,動きを持続する能力を高めるための運動
   に重点を置いて指導することができるが,調和のとれた体力を高めることに留意すること。第3学年にお
   いては,日常的に取り組める運動例を取り上げるなど指導方法の工夫を図ること。
  イ   「B器械運動」の(1)の運動については,第1学年及び第2学年においては,アからエまでの中からアを
   含む二を選択して履修できるようにすること。第3学年においては,アからエまでの中から選択して履修
   できるようにすること。
  ウ   「C陸上競技」の(1)の運動については,ア及びイに示すそれぞれの運動の中から選択して履修できる
   ようにすること。
  エ   「D水泳」の(1)の運動については,第1学年及び第2学年においては,アからエまでの中からア又はイ
   のいずれかを含む二を選択して履修できるようにすること。第3学年においては,アからオまでの中から
   選択して履修できるようにすること。また,泳法との関連において水中からのスタート及びターンを取り上
   げること。なお,水泳の指導については,適切な水泳場の確保が困難な場合にはこれを扱わないことが
   できるが,水泳の事故防止に関する心得については,必ず取り上げること。また,保健分野の応急手当
   との関連を図ること。
  オ  「E球技」の(1)の運動については,第1学年及び第2学年においては,アからウまでをすべての生徒に履
   修させること。第3学年においては,アからウまでの中から二を選択して履修できるようにすること。また,
   アについては,バスケットボール,ハンドボール,サッカーの中から,イについては,バレーボール,卓球,
   テニス,バドミントンの中から,ウについては,ソフトボールを適宜取り上げることとし,地域や学校の実態
   に応じて,その他の運動についても履修させることができること。なお,ウの実践に当たり,十分な広さの
   運動場の確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うこと。
  カ   「F武道」の(1)の運動については,アからウまでの中から一を選択して履修できるようにすること。なお,
   地域や学校の実態に応じて,なぎなたなどその他の武道についても履修させることができること。また,武
   道場などの確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うとともに,学習段階や個人差を踏まえ,段階的な
   指導を行うなど安全の確保に十分留意すること。
 キ   「Gダンス」の(1)の運動については,アからウまでの中から選択して履修できるようにすること。なお,地
   域や学校の実態に応じて,その他のダンスについても履修させることができること。
 ク  第1学年及び第2学年の内容の「H体育理論」については,(1)は第1学年,(2)は第2学年で取り上げるこ
   と。


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