公開日 2026年04月08日
最終更新日 2026年04月16日
令和8年度(第42回)入学式式辞
暖かな春風に包まれ、命の息吹が感じられる今日のよき日に、御来賓の皆様、PTA並びに地域の皆様、そして保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに鹿児島県立福山高等学校第42期生を迎え、入学式を挙行できますことを、心より感謝申し上げます。
ただいま入学を許可され、本校の生徒となられた33名の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。歴史と伝統ある本校の一員となられたことを、心よりお祝い申し上げます。在校生、教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。
また、本日この晴れの日を迎えられました保護者の皆様に、心よりお喜び申し上げます。
さて、世界に目を向けますと、中東情勢の不安定化や原油価格の高騰、さらには物価の上昇などが、私たちの暮らしや世界経済に大きな影響を及ぼしています。加えて、生成AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展により、社会の仕組みや働き方も大きく変化しつつあります。
こうした中、皆さんは、予測困難な時代を、自らの人生の主役として生きていくことになります。本校での学びを通して、自らの長所に気付き、それを生かしながら、自らに問い、考え、判断し、行動できる主体的な人へと成長してほしいと願っております。
本校は創立42年目を迎え、本年度の学校スローガンを「一人ひとりが主役 ―勉学・規律・貢献、未来を見すえて主体的に学ぶ―」と定めました。学校設立の原点に立ち返り、校訓である「勉学・規律・貢献」をその中心に位置付けております。学校の歴史を重ねるほどに、この校訓は不変の教えとして、いよいよその輝きを増しております。
これまで本校の先輩方は、この牧之原の地において自らの可能性を伸ばすべく学び直しに取り組み、輝かしい歴史を築いてきました。現在の本校生もまた、学業はもとより、各種検定、生徒会活動や部活動、さらにはボランティア活動などに主体的に取り組み、自己の向上に努めながら、夢や希望の実現に向けて日々努力を重ねております。
新入生の皆さんも、ぜひ先輩方の姿に学び、ここ福山高等学校において自らの長所を生かし、人生の主役として主体的に学び続けてください。そして、夢や希望の実現に向け、充実した学校生活を送られることを願っております。
保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。今日までさまざまな出来事を乗り越えられ、お子様の高等学校入学の日を迎える喜びは、ひとしおのものと拝察いたします。
一方、子どもたちは多感な時期を迎え、高校生活の3年間は、様々ことが気になり成長の過程で新たな悩みも生まれることでしょう。私たち教職員は、子どもたちにとって相談しやすい存在であり続け、その成長と自己実現を支えるため、全力で取り組んでまいります。子どもたちの健全な成長と豊かな人格の育成には、学校と家庭との連携が不可欠でございます。どうか本校の教育方針に御理解を賜り、今後とも御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新入生の皆さんに改めて申し上げます。いよいよ高校生活のスタートです。これからの3年間で、自分をどのように磨き、どのように伸ばしていくかは、皆さん一人ひとりの歩みに委ねられています。福山高等学校は、皆さんの夢の実現に寄り添い、その歩みを力強く支えてまいります。どうか今の気持ちを大切に、本校の生徒としての誇りと自覚を胸に、それぞれの可能性に向かって歩んでいってください。皆さんのこれからの成長を、心より願っております。
最後に、本校の教育活動に対し、日頃より温かい御理解と御支援を賜っております関係各位に、深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬお力添えをお願い申し上げ、式辞といたします。
令和8年4月8日
鹿児島県立福山高等学校
校長 吉井 秀一郎








