校長 あいさつ

公開日 2026年04月01日

 鹿児島県立鹿屋工業高等学校は、大隅半島の中核都市である鹿屋市に、昭和19年機械科と土木科の二学科を設置する鹿屋市立工業学校として創設されました。昭和25年に現在の名称である鹿児島県立鹿屋工業高等学校に改称され、建築科、電気科、電子科を加え、計五つの学科が設置されています。校訓に「自律」「勤勉」「不屈」を掲げ、卒業生数は18,477名を数える、歴史と伝統ある大隅半島唯一の工業高校です。

  校章は、三角形に円を組み合わせ、中心に 「工」 と 「髙」 の文字を縦に並べたものになっています。三角形は三角測量とピラミッドを表し、土木科と建築科を象徴しており、円は回転と交流電気を表し、機械科と電気科及び電子科を象徴しています。この三角形と円の重心は一致しており、各学科が一致協力し、学校の充実発展を遂げ、本校の前途を洋々たるものにしていることを表現しています。

 進路においては、九州電力やトヨタ自動車、三菱重工業など一部上場の企業に多くの生徒が合格し、公務員においても、国土交通省や鹿児島県土木専門職・一般事務、自衛隊などに合格しています。進学では建築科の生徒が大分大学に、土木科の生徒が高専にそれぞれ合格するなど、企業への就職はもちろんですが、公務員や大学進学など多様な進路を選択できるのが本校の強みです。今後も更なる充実を図ろうと考えています。

  全校生徒は592名で、学業はもちろんのこと、学校行事・部活動、資格試験などに意欲的に取り組み、ものづくりコンテストやロボット競技などの大会にも積極的に参加し好成績を収めています。部活動等においても、体育系ではボクシング部・水泳部及びカヌー競技が、文化系においては囲碁部や美術部の生徒達が素晴らしい成績を収め、インターハイ・九州大会にも出場するなど活気に満ちあふれています。ぜひ、今後入学を希望する皆さんも工業に関する勉強以外にも部活動や生徒会活動など幅広く挑戦してもらいたいと思います。

   

 本校は、青雲寮と名付けた学生寮も設置され、遠方からの生徒たちも充実した生活が送れるよう環境を整備しています。現在寮生は以前と比較し少なくなっていますが、是非遠方にお住まいの方も進路希望先の一つとして考えていただけるよう、そして安心して受検してていただけるよう対処しております。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)が問われている現代社会において、次代の中心となり活躍する若き技術者の育成が不可欠であります。鹿屋工業高校での高校生活三年間は、デジタル技術や学科の専門技術を学ぶための大事な期間であり、大きく羽ばたくチャンスになります。本校に入学して有意義な三年間にするために、まずは進路目標を早期に決め、その目標に向かって努力してほしいと思います。本校の正門にはスローガンとして「君の今が未来を創る」、キャッチフレーズとして「人財は鹿屋工業高校にあり」を掲げてあります。

 全ての生徒が最高の準備をして最高の結果を残せるように、全職員が一丸となって生徒の育成と学校の発展、さらには未来の工業教育の充実ために精一杯取り組んでいく所存でございます。今後とも地域の皆様方の温かい御支援と御協力をいただきますようお願い申し上げ御挨拶といたします。

 

 

 

 

令和8年4月1日 

鹿児島県立鹿屋工業高等学校 

校 長  北吉 大 署名  

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